■「開かれた」をネットで検索してみる。開かれた学校、開かれた議会、開かれた社会、・・・すごいヒット数だ。
国立新美術館のロゴ。「新」という漢字の角を全て「開いた」デザインだという。そう、開かれた美術館を象徴するロゴ。美術館のHPにこのロゴのデザインの説明が載っている。多様な展示空間の構成を可能にするフレキシブルなパーティション・システムも表現しているとのことだ。パーティション、なるほど確かにそう見える。
コンセプトが先にあってデザインが創出されたという説明がなされるのは、建築デザインも同様だ。実際にはデザインが先に出来て上記の説明は後からつけた・・・、そう思う。
この離散的なデザイン、あまり創造性を感じない・・・などと書いたら悪いかな。これが今のセンスなのかもしれない。ということはボクのセンスが古いのかも。