全国駅弁大会始まる

何かしらのアイデアをもらう為、３．４個駅弁を買ってきてもらった事があります。
時間に余裕のないヒゲは、こういう時、妹　（　母ちゃんの　）　を
すぐ頼りにしてしまうのです。　　～～　感謝しているよ！　～～
その中に広島名物の　『　かき弁当　』　がありました。

　　　　　　　　

“　名物に旨い物なし　”　と、よう言うたもので、不味いんです。
なぜだろう？　と考え込みました。　　あ！　そうか　　ひらめきました。
主役の　『　カキ　』　が、ペチャーとしてまずいんです。　　それならば　・・・


店には、『　せいろ蒸し用　』　の陶器があるなぁ～。
これが素朴で、ちょうど駅弁をイメージさせる？　よし、これを使おう。
さて、あとは　『　システム　』　作りですが　・・・

濃いめの煮汁で、広島カキを２０～３０個炊きます。
この分のカキは、しようがない、まかないに使いましょう。
要るのは、この時の煮汁です。
さて、次の日、カキを炊いた煮汁に出し汁を加えて延ばし、
炊き込み飯を用意します。　　野菜の具も少し入れて。

コース料理も、御飯物を出すタイミングになりました。
あの小さなせいろに、炊き込み飯を盛ります。
同時に濃いめの煮汁で、一人分に３個のカキを炊きます。
ぷっくらと膨らんだ時が煮え頃、すぐに飯の上に乗せてお出しします。
田園でのネーミングは　『　駅弁風カキ飯　』　でごザァーます。
その時の煮汁は、又明日の炊き込み飯に。
つまり、煮汁はネクスト、ネクスト　（　次の日、次の日　）。
ある意味、吉兆の使いまわし風にも見えるが　・・・
主役のカキは、当日、その場の煮えばなを　！！
弁当では出来ない、店だから出きる手法だ。

バレンタイン

　　２月１４日　　　この日だけは、田園でも、デザート（？）をお出ししていました。
　　　　　　　　　　　数少ない、ヒゲのオリジナルです。

サービス係りが、知らない顔して　「　タコ焼きで、ござぁます。　」　と言って、
２個のタコ焼きをお出ししました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
客は、不審な顔をします。　（　何で、タコ焼きなのか？　）
と言うのも、いつもの　“　タコ焼き　”　は、文字通りに生タコを直火で焼くのが、
ヒゲのパターンだからだ。
爪楊枝で、ひと口パクリとすると、　「　あっツ？　」　と。
すぐさま、ニッコリ笑顔のお客様です。
　　　　　　　　一週間前から準備にかかります。
年に一回だけのタコ焼き器に、まず油を馴染ませる事から始めます。
粉を調整して、丸く焼く練習。
さて、いよいよ本番！
ひと口タイプの、ブラック＆ホワイトの二層のチョコがタコ　（？）　の代わりです。
　　　　　　　　　　　（ブラックだけより二色チョコが良い）
その当時、まだ、溶けるチョコの概念が少ない頃です。
ほうばると、溶けたチョコが口にあふれ、次に色違いのチョコが口の中で連発！
皆様、はじめての出会いで　・・・・
「　マスター、おかわり！　」　　「　お土産に！　」
ご注文は有り難いのですが、本タコ焼きと違って、チョコ焼きは結構大変なのです。
外にチョコが漏れない様、浪ヤンとヒゲは気を使いながら焼きました。

さて、明後日　（　１７日　）　、　ヒゲ達は海王丸にお出掛けです。
Ｋさんの厄払いの儀をネタに、飲み会を企ててる訳です。
ああ、でも余りヒゲを虐めないで下さいね？
その後で、
クリントン長官・小沢代表の三者で極秘会談をする事になっていますから　？？？
　　　　　　　　　　　　　　　

入試から予備校のシーズン

遼くん、マスターズへ。
４０年程前、マスターズに一番近いと称されたＪ尾崎が、熊本にやって来た。
当時では一番大きなゴルフ練習場が、上熊本にオープンする。
そのセレモニーの為に。
「　はい、次はスライス　（　インテンショナル・スライス　）　、
　　　　　　　　　　次はドローボール　（　インテンショナル・ドロー　）。　」
「　はァー、やはりプロはすごいモンだ。　」　と、ヒゲも観客も感心でした。

　その年、何故か入試に落ち、予備校に行くようになったヒゲ。
熊本予備校での競争は、最初の４ヶ月で終わった。
２ヶ月目でトップになって特待生になり、後はそのまま流せば良かった。
勉強法は、その当時の米国人の使う百科事典・アメリカーナ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
世界史の勉強を、そのアメリカーナ原書でするという、浪人生ぶんざいがすることか？！
しかし、中国史の勉強は悲惨だった。
『　漢字　』　が使われていない中で、　『　表音語　』　で目的の物を
見つけなければならないからだ。
これが、又、それから２０年後、客と行く台湾旅行の為に中国語を勉強する時、役に立つとは。
何でも、やっとくもんだ！

そんな予備校生活の中、夏期講習の期間がやって来た。　行く必要もないヒゲも参加。
これには、現役高校生も参加しておりました。
ある日、意を決したヒゲは、某女学校の現役生に近づきました。
「　あ、あのう、すみませんが、原田あけみさんて御存知ですか？　」

「　ええ、知ってますよ！　」　　　　　
なんという偶然！　
そして、この偶然こそが、あけみママちゃんの、長～い不幸の始まりで御座いました。

ちか（しう）ちゃんのブログを見て

お久しぶりです。
あけみママちゃんに尻つつかれて、ブログ書きをやらされている田園のヒゲです。
２月１２日の貴女のブログを見て、お答えという程でもないですが　・・・

２２年前、第一次焼酎ブームの時でした。
西銀座通りに、突然、日本酒専門の田園が現れました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　開店より数年後の冷蔵庫　～

当時の熊本、誰もが　“　日本酒は二日酔いする　”　と信じ込んでいました。
しかも、酒屋さんも　“　純米酒　”　をまるで知らない時代です。
そんなムードの中で、冷酒を売り物にする店がやっていけるハズがないと、
皆思っておりました。
試しに入った客は、メニューを見て驚きの顔　　
冒頭には、こう書かれていました。
　『　田園の酒だけで、悪酔いなされた方には、
　　 その時の御代金を払い戻しますから、どうぞ遠慮なくお申し付け下さい。　』
これは　“　いなおり強盗（？）　”　か。

安心を得たお客様が、呑むは、飲むは、のむは！
皆、一升酒です。
勿論、チカちゃんのお父上も、ビールを飲むがごとく、冷酒を喉ごしに。
皆、べろん　～　～　で帰られますが、ついぞ、前述の補償をする事はありませんでした。

２/１７（火）、田園の後の　『　海王丸　』　で、そんな一升酒のお客様と、
　“　天下国家を肴　”　と称して飲み会です。
顚末記をお楽しみに　？？


《　注　》　ブックマークに記載がある　『　Ｇｏｏｇｌｅ　』　をプッシュしてください。
　　　　　　しうさんのブログが開きます。

犯人は誰だぁ～！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　拝啓　　　　○　○　総理大臣　様
　
わすら下々の者は、お上のやる事は間違えないと信じておりましたダ。
飛脚屋を叩いて、町人にやらせさえすれば、全て上手くいく。
おら達は皆で、王道楽土＝ジパングの国に行けると。
だどん、最近は何かおかしいダ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
酪農の者は、メリケンの国が手の平返しにモロコシ飼料をやらんケン、
そっで、皆首吊りダ。
年よりは皆、ウバステ医療でホウられる。
竹蔵先生のおかげで、地方の百姓はペンペン草ばかり喰わされる。
　　　
いい若キャーモンは、ハケンを追い出され、ルンペンさんばかりになってしまう。


もうワスラ達に死ねという事だっか？
ようし、スンでやるが、その前に皆、『　一揆　』　で江戸城を焼き討ちだ！
もう刺客は、こわくねェだ。


　「　ここだけの話よ　」　と、ヒゲがあれ程念を押した　１１/１１のブログ。
あの幻の秘策を、アソウと自民選対にチクッたのは誰だ？
おかげで、小泉オリックスのカンポ宿を叩いた鳩山は当確か！
アソも、自分は被害者だ、濡れ衣だと、「　そもそも郵政改革は間違えだった！？　」　と
つい本音が出たーぁ！　　そんで、支持率低下に歯止めか？
もうこうなれば、『　カンポの宿疑惑事件　』で証人喚問やってまえ！
　　　　　容疑者は、『　Ｋ泉、竹蔵、オリックス会長　』　だ。
ついでにもうひとつ、　『　キャノン疑惑事件　』　も。
　　　　　容疑者は、　『　経団連トイレ、大賀、難波　』　だ。


なんと、ここでニュースが飛び込んだ。
米ロの衛星が宇宙空間で衝突したと。
まさに、スターウォーズそのままの展開ダー！？

そして、地上では、我らが大将軍さまＫ泉が、飛脚殺しでア○ウに噛みついた。
証人喚問の先手を打とうか？ハタマタ、人気者の俺様が又、国民を劇場型で騙して、
小池バラ子総理大臣誕生か？
言う事きかんと、　『　給付金　』　には反対票だぞ！
さあ、ア○ウと変人の永田町ウォーズもおもろうなった。
「　冗談じゃネェよ！　アンタの尻拭いを、オレはやってんだ？！　」

天然魚 ～ 母ちゃんの補足（２/８分）

ヒゲも　「　これは、何かの間違いだろう？　」　と。
一枚　＝　１５００円　の平目を見た時だ。
１ｋｇ近い、クタクタの天然物が、養殖物より安い！
漁師は、やってられない値段だ。　普通は、３０００～３５００円だ。
おこぜの値段もそうだが、昔の高級魚は暴落している。
今どき、扱いにくい魚を使う店は余り残っていないのか？

その昔、ヒゲも額に汗して、天然白身の活魚を手に入れてました。
いったん卸したら、今度は使い切る努力が必要です。
時には、客が来ない事で、冷たい汗が背中に流れます！

そう言えば、最近はどこのお店でも、白身刺しを頂いていないなぁ。
出てくるのは、鹿児島産・養殖カンパチとノルウェー産・養殖サーモン、
パック入り剥き烏賊ばかりだ。

そこで、思い出した事があります。
２０年程前、開店して間もない西銀座通りの田園　・・・
ある画家　（ヒゲの小学生時の家庭教師＝遊び相手）　の方　
　「　幸ちゃん、俺にはマグロてん養殖ブリてんの刺身は要らんけんね！　」
ヒゲ　（ニタリとして）
　「　ハイ。　内には、そぎゃんよか魚は手に入らんです！？　」
そして、その画家先生は、白身をメインの盛り合わせに御満悦でした。

ヒゲは、今、福岡まで行ける様に、懸命（？）にリハビリ中です。
Ｔ先生に博多で　“　いい処　”　を教えて頂く為だ。
“　吉兆　”　がボツになったので、ひとつ条件を付けた。
「　先生、博多で、マグロとかカンパチのない寿司屋（！！）を御願いします。
あ、玄界灘で釣れたマグロなら、構わないですが。　」
　　　　　　　　　　　　　「　エェーッ！？　フム、フム、　」

　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

隠し撮り？

昼間は、少し暖かく感じるようになりましたね。
寒さに弱いヒゲの足も、リハビリの散歩に耐えられるようです。
娘の祝い事も間近ですが、その前に黒川温泉行きの話が舞い込んできて、
リハのピッチを上げないといけません。
今日も、しっかり頑張ってお出掛けでした。
郵便物をポストへ投函するのを頼んだ私は、帰りの遅いヒゲを気にして窓から眺めてみました。
チョットばかり遠出なさったようで、まもなく我が家の所を歩く姿が　・・・
格子の隙間から、捉えました。

　　　　　　　　　　　　　

『熊日ゴルフ教室募集』を見て・思い出話

栄通り・田園時代、年中無休があたり前だったのが、日曜休みになった頃でした。
ヒゲもやっと余裕の時間を持てるようになったある日、新聞でゴルフ・スクールの
生徒募集　（当時は、まだ珍しい）　が載っていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
いよいよ、最初の日が来ました。
生徒は、おお方が個人商店の社長さん達でした。
ヒゲが一番若いかなと思って、集まりを見ていると、最後に目を引くような外車が
さっそうとやって来ました。　まぁだ、当時の熊本では輸入車は珍しい時代です。
ドアが開いて、降りて来たのは、さらにヒゲより若い○君でした。
アンちゃんズボン風なイデタチも特徴でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
集まって、自己紹介になりました。
○君　「　年は△△。　職業は無職！です。　」
　　隣のおっちゃんが、ヒゲにつぶやきました。
　　　　　　　　　　　「　最近な、無職ン者が、羽振りの良かっですなぁ？　」


基本から教えて貰い、実戦９Ｒのコース周りも終わり、卒業の日になりました。
折角だから、皆で　“　打ち上げ　”　しましょうという話になり、何処でしようか？と。
ヒゲの　「　あのぅ、一応私は、新市街で店やっているんですが。　」　の提案で、
田園で宴会をする事に決まりました。
Ｏ君も、さらに派手な格好でやって来ました。
料理を作り終えたヒゲも参加して、皆んなで盛り上がりました。


それから、しばらくしたある日、突然電話がかかってきました。
あの隣のおっちゃんからです。
「　知っとるや？　あのＯ君が、例の女教師殺人事件の犯人てバイ。
　　自分の母親ば殺すごたる奴とは思わんだった！　」
「　ヒェーッ！　ホンナこつですか？　」
殺人、しかも尊属殺人なぞ、熊本ではめったに起こらない時代で御座いました。
教室の仲間内で、衝撃が走りました。
無職でブラブラして、母親から飲み代・外車代をせびり取り、とうとう親の貯めた金が尽きると、
金の卵を産めなくなった鳥を殺してしまったのです。

そして２０年程たったある日、医者の奥様殺人事件が起こりました。
なんと、又しても　『　ヒゲのゴルフ仲間　』　のＯ君の所業でした。
ＡＴＭのカメラには、顔はわかりませんでしたが、太ったＯ君の姿らしき者が。
そして逮捕の後、留置場で自殺したとの事でした。
あまり良い思いで話ではありませんが　・・・

火山噴火、続発す！

浅間山が噴火を起こすと、負けじと桜島、お前もか？
昔の　“　映画風　”　モードになると、こんな火山があっちこっちで活動する時は、
“　ゴジラやラドン　”　が暴れ出す前兆でした。
その当時（？）の映画で、ラドンが阿蘇カルデラから登場した時の事です。

　

逃げ惑う観光客を収容していったのが、産交バスでした。
スクリーン上に、　“　我らが九州産交バス　”　の印を見た観客から、
ナント！　いっせいに拍手が起こった。
この時、少し恥かしかったのを覚えています。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　こんな寒い日には、田園でも旅館風に　“　固形燃料　”　料理を先出しして、
置いていることがありました。
今日は、その中で、これぞ先に置いておかねばならない（？）小鍋を紹介します。
『　阿蘇カルデラ小鍋　』　とネーミングしたこの料理、田園では珍しいビジュアル系の
物でした。
Φ１０ｃｍ程のミニ・ステン鍋が主役のひとり。
そして、安価なやや小振りの蕪がもう一方の主役。
葉付きの所から切り離し、ピーラー（包丁使わなくても、これで薄く剥く位が良い）で
皮を剥いて、下煮します。
丸い方のテッペンから葉の方に　“　月冠　”　で穴を抜きます。
その後、葉の方の穴に横から吸水穴を二箇所抜きます。
くり抜いた蕪の葉の方を底にして、吸い地を蕪の身長の半分に注ぎます。
テッペンの穴隠しに春菊を二枚、蕪の途中に地鶏３切れ、柚子皮等を配置。


さて、火を点けて、やがて吸い地が沸き出すと、かぶせてあった春菊を押しのけて、
テッペンの穴から噴火（？）汁が出ます。　キャーッ！
２．３秒周期でそれが続き、溶岩に流されるように地鶏も滑り落ちます。
ひとしきり噴火を目で楽しんで、鎮まった頃が、食べ頃になります。

《　秘書の呟き　》
　　　　　映像をお見せ出来ないのが残念！　今なら動画で録画できるのに。

こんなに安くて、いいんだろうか？

６日に、いつもの買出しに出かけた。　野菜物は、相変わらずの高値である。
所が、見て下さいこの　“　ヒラメ　”

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　くたくたの活き物　～　天草の天然物　～　４５ｃｍ　～　１５００円

喜び勇んで、買って帰りました。　久し振りのヒラメ解体に挑戦です。
鱗取りは嫌になりますが、食べる時の事を思うと頑張れます。
綺麗な肝も、小さいけど白子もありました。　生のまま、ポン酢で。
１/４　を刺身にしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　

翌日には、皮を湯通しして酢の物に。　残りの１/４も、又、刺身にしました。
そこで、ヒゲと刺身談義に　・・・
　　　　ヒゲ　「　ゴリ（太公望）さんは、二日目の刺身が好みだもんね。　」
　　　　私　　「　翌日の方が、旨みがでるもんね。　」
　　　　ヒゲ　「　熊本ん人には、受けんバッテンね？　」

後の１/２　は、ムニエルにする予定です。

　　　　　　

いわし二匹入りパック　・　９９円　も買いました。
横にいた奥さんが　「　二本入りは、どこにあるんですか？　」
実は、４．５匹入りばかりで、二匹入りは１パックだけだったんです。
私らみたいな二人家族には、４本は多いんですよね。
脂も乗っていて、美味しかったです。　もったいなくて、トンには中骨のコサギを。
一匹は、締めてあります。　後のお楽しみに！
小葱は、上等を張り込みました。　ヒゲには、珍しい買物でした。