田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

星が降り注ぐ島

2019-05-01 18:19:16 | 2人3脚チンタラ道中
NHK BS放送の、コズミックフロント。
メインテーマは、ホーキング博士の生涯でした。
番組の途中に入る宇宙見学のコーナーで紹介されたのが、沖縄県・宮古島。
星が降って来る島で、現在の人気スポットだそうです。
その宮古島の天空のシーンを観ていたら、記憶がよみがえります。
  
      
           ≪ お借りした宮古島の星空です ≫

昭和30年代の、鹿児島県の阿久根大島。
離島ですから、人工の灯りは、ほとんどない時代。
小学生ヒゲが、月の明かりだけを頼りに、海水浴場に到着しました。
足元で、波のさざめきが心地よい響きです。
ふっと天空に目をやると驚きました。
星たちは、それぞれに活き活きとヒカリを放っています。
しかも星には強い光度があるから、まるで星が自分に向かって落ちて来るような錯覚を。
まさに、星が降り注ぐと云う形容がピッタリする光景でした。

まだ、大戦が終わって間もなしの頃。
中国では、自転車で通勤する人間がほとんど。
つまり、地球の環境には非常に優しい時代だったのでしょう。
おかげで、少年ヒゲは、こんな稀な夜空と出会うことが出来たのです。
今のおじさんヒゲが、代継橋の上で見る夜空をアナログの白黒写真とすると、
少年ヒゲが見た天空は、4K映像並の解像度でしょうか。

少年は、それ以来、“ 星が降り注ぐ ” 夜空に遭う機会はありませんでした。
そんな少年も、とうとう終活期を迎えた令和元年。
連れ合いのカァちゃんと、今年もにっぽん丸に乗ることにしました。
今度のクルーズは、南に向かう予定です。
星観で有名になった宮古島ではないけれど、沖縄県の 沖永良部島 が寄港地です。
展望デッキから天空を見上げたら、どんな光景が広がっているだろうか?
もしも、昔観た様に一個一個が明白にクリアでプラネタリアな世界だったら、
ブランデーでも傾けて至福のひとときを過ごすだろう!
或いは、ひょっとして?
現代中国排ガスがまん延して、星が見えなかったら ・・・ 

カァちゃんは、息子夫婦と行ったハワイのマウナケア山を思い出したようです。
星がボタボタと降ってくるのを、手で掴めそうだったと。
雪が積もる道路を山頂めざし、天文台付近でサンセットを眺める。
   
      
         
下山途中での星空観測は、感動しまくり ☆彡 ☆彡
残念ながら、星空の写真は撮れなかったようです。


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