田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ミスコンと熊本酒仙の会

2012-08-28 14:51:21 | よもやま話・酒編
“ ミス・コンテスト ” と “ むくつけき(笑)熊本酒仙の会 ”
どう見ても関係なさそうですが ・・・
前のブログ 【 ’11.12.24 / ’12.1.2. / ’12.2.21 】
を覗いて頂くと、判り易いかも?

さて、今年の日本酒のミス・コンテスト(?)に選ばれた中に、次の銘柄がありました。
『 十四代 』  『 飛露喜 』  『 開運 』
田園のお客様達は、いつでも当たり前みたいに飲まれていたお酒です。 (笑)
ある月の熊本酒仙の会。  (五年以上前のことです)
テーマは、このコンテスト入賞酒を飲もうでした。
いきなり冒頭に、この三本をドーンと置きました。
ヒゲが気前の良いのを、これでもかとアピールする演出でした。
  「 どーや、いずれ劣らぬ美人酒ばかり。
        大酒み共! 恐れ入ったか! ハ、ハハハー 」
ヒゲは、鼻たかだかで居りました。
何しろ、文句を言わせない日本酒ばかりのハズですから。
そして、様子見にやった浪ヤンが、暫らくして、怪訝な顔で戻ってきました。
「 マスター、まだ最初の三本のお酒は、半分以上残ってますヨ!? 」 と報告。
そんな馬鹿ナ!? 
ナニ出しても、ダボはぜみたいに見境なしに大酒呑む酒仙の会メンバー。
しかも、そんな連中に出した酒は、ミスコン入賞酒ばかり。
顔は美形 ・ スリーサイズはボンボンボン ・ スタイルは八頭身!!
何故、酒が進まないのか?! 何の文句があるというのか?
ヒゲは、様子伺いに部屋に入りました。
やがて、常連さんからお声が掛かります。
  「 マスター! 今日のは特に美味い酒ばかり。
      バッテン、俺たちには、お岩さんで良かバイ? はははー 」
客の主張はこうです。
もっと、お岩さん(不味い酒?)を持ってこいと。
そして、いつもの田園が提供するパターンで出し始めるとと、アッという速さで
空き瓶が並んでいったのです。
茫然したヒゲが、すぐさま仲間に加わったのは、勿論の事です。

どんな最高に美味い酒でも、そんな酒ばかり飲むと飽いてくる事。
飽くだけでなく、不味くまで感じる様になる。
合い間に飲む普通の酒が、とてつもない美酒になる。
底なしに飲めるメンバー達でも、同じだと悟ったヒゲでした。
日本酒の世界は、如何に奥深いのでしょうか!
熊本のおっぺしゃんが、時として、可愛く見えるのも同じ事かも?
今、熊本市の酒屋でも、 「 美味い酒を 」 と言うと、純米吟醸・生ばかり薦める。
飲食店の主人も、それを鵜呑みにするものだから、何処行ってもこの手の酒ばかり。
客には、何の選択肢も無い。
先日、T先生と行った店も、この極上の酒だけで選択の余地がなく、寂しい宴に成ってしまった。
そんな酒屋が多いなか、横手町の中野酒店は、立山の本醸造を薦めてくれる。
コレはよい! 昔から愛飲の酒の一つ。
日本酒の在庫が多種ある店ではないが、貴重で不味い(?)酒が見付かるかも。 (笑)
今回は、立山シリーズで配達してもらった。
  『  本醸造 ・ 純米 ・ 純米大吟 ・ 本醸造大吟  』
肴に合わせて、チビリチビリ(?)楽しんでいる。

     

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