日本では沖縄をはじめ全国各地で米軍による訓練が行われ、米国から高額兵器を爆買いさせられるなど、米国依存の安全保障体制が進む中、お隣韓国では、米軍基地が次々と返還されています。基地の返還に伴って環境汚染浄化の費用が押し付けられるなど負担が強いられている面もありますが、日本の思いやり予算の増額要求や不平等な日米地位協定の継続などから考えると雲泥の差です。
2020年12月11日配信「聯合ニュース」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
2020年12月11日配信「聯合ニュース」から記事を転載させていただき、紹介することにします。(サイト管理者)
※以下、転載はじめ↓
<米軍基地12カ所を韓国に返還 ソウル・竜山基地の一部も>
韓国政府は(12月)11日、米国と在韓米軍地位協定(SOFA)合同委員会をテレビ会議形式で開催し、ソウル市や京畿道、大邱市、慶尚北道浦項市、江原道太白市にある米軍基地計12カ所の返還を受けることで合意したと発表した。
返還された12カ所の総面積は約146万5000平方メートル。
ソウル市では竜山米軍基地の南側、サウス・ポストの二つの敷地(スポーツフィールドとソフトボール競技場、5万平方メートル)などが返還された。
2004年の竜山基地移転協定などに基づき、韓米が全国の在韓米軍基地80カ所に対する返還作業を開始して以降、竜山米軍基地(203万平方メートル)の一部が返還されたのはこれが初めてとなる。
昨年12月に米軍基地4カ所が返還されたときと同様、環境汚染浄化費用はまず韓国政府が負担し、追って費用分担を協議することにした。
韓米は汚染浄化に対する責任の所在に加え、在韓米軍が使用中の基地の環境管理強化策、汚染管理基準の開発などについて継続的に協議する予定だ。
今回の返還により、返還対象の米軍基地80カ所のうち未返還は12カ所のみとなった。政府は残りの基地の返還に向け、米国と協議を続ける方針だ。
【出典】2020年12月11日配信「聯合ニュース」
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