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核兵器禁止に賛成?反対?――議員の考え「スマホ」で確認

2019年05月17日 | 国際・政治
4月24日当ブログで紹介しましたが、2017年7月7日に国連で核兵器禁止条約が賛成多数で採択されたものの、日本政府が米国などの核保有国と一緒になって、これに背を向けるなか、全国の知事や国会議員がこの核兵器禁止に賛成なのか反対なのか、「スマホ」で確認できるシステムが開設されました。
 
核兵器禁止に賛成か、反対か、国会議員ごとに見解を確認できるこのスマホ向けサイトを立ち上げたのは、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員、川崎哲(あきら)さんら有志。「国会の議論は低調なのが現状。国民の関心を高めるきっかけになれば」と、その開設の意義を語っています。
 
サイトは「核兵器Yes or No!? 議員ウォッチ2019」(https://giinwatch.jp/)。
 
日本原水爆被害者団体協議会などが、核兵器禁止条約への参加をすべての国に求めるため国内外で集めている「ヒバクシャ国際署名」への賛否を全国会議員にアンケートし、その理由も表示しています。

政党別や都道府県別、50音順で議員を検索できるほか、サイトからSNSにメッセージを送ったり、議員の事務所に電話したりできる機能も付帯しています。
都道府県知事についても同様です。

また日本政府に対し、核禁条約に加わるよう意見書などで求めている市区町村も確認できるシステムとなっています。
 
サイトを作った中心メンバーの一人が、神戸大学院生の安藤真子(まこ)さん。広島市出身で、高校時代から核兵器廃絶を訴える署名活動や被爆証言の聞き取りに取り組んできました。昨年、被爆者が船で世界を巡りながら証言をする航海に同乗しましたが、寄港地で「日本が核禁条約に反対の立場なのは驚いた」と言われることが多かったそうです。「政治が動かないと核兵器廃絶は達成できない」と感じ、川崎さんらとこのサイトの設立に取り組んだといいます。
 
今年1月からメールや手紙で全国会議員にアンケートを送付し、その結果をサイトに集約しました。現時点で回答があったのはまだ全体の1割程度だそうですが、与党でも「賛同」との立場の議員もいたということです。

安藤さんは「有権者の判断材料にしたり、議論を生んだりすることが目的。たとえ反対でもかまわないので、立場を表明していただきたい」と語ります。今夏の参院選に向け、候補者からアクセスしてアンケートに回答してもらう仕組みも設けています。
 

【出典】2019年5月10日配信「朝日新聞デジタル」
 

※9条改憲を許さず、憲法の平和・人権・民主主義が生かされる政治の実現を求める
「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」(3000万人署名)にご協力を。
署名はこちら=> =>http://kaikenno.com/?p=1
(安倍9条改憲NO!全国市民アクション)
■5月3日「憲法集会」で4月末時点で1350万筆が集まったことが報告されました。引き続き3000万筆目指して取り組ます。
 
 
※日本政府に核兵器禁止条約への参加を求め、
 核兵器のない世界の実現に向けて、
 あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
  ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
  (「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
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