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「九条の会」憲法セミナーブックレット『核のない平和な世界と憲法九条』

2011年03月26日 | 国際・政治

2010年10月30日に島根県松江で開かれた「九条の会」主催の第10回憲法セミナーの記録ブックレットができあがりました。
9・11事件でスタートした21世紀が最初の10年を終え、いま激動する日本で、世界で、「平和に生きる」ことが問われ、求められています。
新聞記者から放送会社のトップをへて、被爆都市ヒロシマの市長として核廃絶を世界に向けて発信し、現在はNGO活動に力を注ぐ平岡敬さん。30歳を期してボランティア活動に専念することを決意し、戦禍のイラクで拘束事件に遭う困難にも道をまげることなく活動を続けている高遠菜穂子さん。
人間をみつめ、ともに生きる道を探ってきたおふたりの講演と会場からの問いに答える補足の話が収録されています。

20110205booklet10 「九条の会」憲法セミナーブックレット⑩
『核のない平和な世界と憲法九条』

平岡敬/高遠菜穂子

<目次>
■核廃絶と創り出す平和 平岡敬 
政権交代とマスコミ/偏狭な国家主義とマスコミ/価値観を共有する同盟国であるなら/日米安保条約と憲法9条/迷走する民主党/新安保懇報告と防衛大綱/日本の安全保障に絡む利権とアメリカの要求/我われの怒りの声は/世界の核の状況―オバマ大統領のプラハ宣言/被爆国の権利と義務/平和のための戦争で殺される人びと/軍産複合体と政治/「平和」を問い直す/人間の尊厳と平等/マスコミと教育/日常の暮らしのなかで平和を築く
■命に国境はない―イラク戦争とは何だったのか? 高遠菜穂子
はじめに/イラクの地理と宗教/コインの表裏/アブグレイブ―戦争犯罪と冬の兵士たち/ラマディ―赤ちゃんの墓標/イラク戦争の崩れた大義/たくさんのイラク人が海外旅行を楽しんでますよ/大規模戦闘終結宣言とイラク初入国/市民の怒り―遅かれ早かれ、蹴り出してやる/三つ巴の戦い/報道の見えない壁/安全管理と米軍/自衛隊への注目と誤解/二回のファルージャ総攻撃/臭いが染み付いてとれない/「戦争放棄はしても、戦争サポートはいいのか」
■質問に答えて

※2010年10月30日、島根県松江市のくにびきメッセでおこなわれた「九条の会」憲法セミナーの講演を加筆・収録したものです。
頒価:300円(10冊以上お求めの場合は250円)、送料別途
申込みは、九条の会事務局
FAX:03-3221-5076 メール:mail@9jounokai.jp

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