午後、某都銀の○○部長との懇談の帰途に、丸の内の某証券会社の米ドル為替レートのテロップを見て、咄嗟に発した私の一言、「…あっ、もうだめだな。」。続けて後輩の官僚4人に電話をする。
いつも報道番組の人が毎度のことに言う。「いまの日本は、真のリーダーが必要だ」と。
いつもデレビの人は他力本願念仏ばかり。
自分がなぜ、そのリーダーになろうとは考えないのだろうか。
続けて彼は言う、「いまの日本は坂本龍馬のような人物がいない」と。
たとえ坂本龍馬その人がいまの日本にタイムスリップして今、私の横に神々しくいたとしても、このように複雑な世界、幕末のそれ以上に膨れ上がった屁理屈な日本人を束ねて行くのは至難の業ではない。
坂本龍馬がたとえ100人いたとしても改革変革は困難です。だから、真のリーダーを希求する人々が、逆に個々の現場の革新的なリーダーになっていけば日本は変わります。
そのまえの準備段階として必要不可欠なことがあります。それはどんな手段を駆使してでも、円安にさせることです。
つまり、日本を「インフレターゲット」へ向かわせなくてはいけません。