こちらは、〝プラベゼ+黒初期文字板〟ということで、かまぼこクロノタイムにおいては一番人気があるそうですが、本当でしょうか?
確かにシルバー文字板の7916/0は都内ではいくらでも見かけますが、その黒の初期文字板でなくても黒文字板はあまり見かけません。
私は後輩のI君から売ってもらうまで7916/0は黒、シルバーどちらも持っていませんでした。
カレンダーにシルバー枠(シルバー文字板は黒枠)があることがこのモデルの初期タイプの特徴で、これらの枠なしは〝後期タイプか、交換用の後年のオリジナル〟ということになります。ですから791X/0の3種類はどれもそうですが、〝カレンダーに枠がある〟クロノタイムが、ロレックスリューズ、裏蓋ロレックス表記、OYSTER DATE表記の文字板(後継モデルはPRINCE DATE。オイスター表記時代と後続のプリンス表記時代とではテイストがまるっきり違います)そしてかまぼこケース同様に、このモデルラインの外装上の特徴(カレンダー枠の有り無しは手巻デイトナでいうところの、ビックデイトナであるかないかに相当)ですので、これらを選択されることをお勧めいたします。
ロレックスのデイトナと同じで、黒を持てば白も欲しくなる。そういうわけで7916/0シルバーも買います。もちろん枠付きの初期文字板で。
〝ちゅーどる〟といえども基本的にロレックスですし、機械式クロノグラフで20~40万円程度でまだ買えるのです。この価格と機能で対抗できる中古ロレックスってありますか?投資を勧めているわけではありませんが、年末には40~60万円のプライスレンジになると思います(回転ベゼルの7917/0を除く)。
今日も仕事です。このカマボコ着けてNYからの膨大なデータ整理してきます…。
注1)クロノタイムのオイスターデイト表記は1977~1996年の20年間。
注2)クロノタイムのプリンスデイト表記は1996~2006年の20年間。