大阪ミナミではなく、久しぶりに友人I君、K社長に会うため天満橋へ出張です。デイデイターの私は、中野で4年前に購入しました、最近マイブームなTUDOR CHRONO-TIME,79180だけをお供に、のぞみ45号に乗り込みました。
話は時計になりますが、私、80年代にリリースされていたTUDOR についてはとてもリーズナブルでかっこいい時計だと思います。なぜなら、ロレックスと同じリューズ、それに似通ったクオリティーとテイストがあると思うのです。私がオメガに走らない理由はここにあります。TUDORがストッパーとなっているわけです。
特に、DATE.DAY(1019ミルガウスのケースと思えるほど大型)、CHRONO-TIMEの791X0ライン、それに 青SUB(イカまたは縁取りなしドット)なんていいですよね。私はいわゆる〝青イカサブ〟はオークションで不落札を続け、結局、現在の価格では馬鹿らしくて買う気にもなりませんが。
ところで、CHRONO-TIMEの791X0ラインはその後継の792X0ラインに引き継がれますが、個体数では791X0ラインが圧倒的に少ないのです。ミドルケースが〝かまぼこ〟にタテに包丁を入れた感じの〝カマボコケース〟は厚みがあって、この無骨さが人気です。私が購入したときはこのような名称は無かったと思います。なかなかよいネーミングですよね。
CHRONO-TIMEの791X0ラインは最近は昨年の価格よりもグッと値下がりし個体によっては日ロレメンテ込みで35万円前後が相場のようです。したがって何もしていない〝素(ス)〟の個体であれば店頭価格28万円前後でしょうか。
しかし、CHRONO-TIMEの791X0ラインはいくらサブマリーナ16610やGMT16700に近似したプライスであっても、いわゆる〝ジャパン・ストック〟はそれらに比較にならないほど枯渇しています。実際探しても綺麗な個体はまずありません。ましてギャラ、タグ付は稀少です。ほとんど捜索困難でしょう。あれば即殺でしょう…(笑)
というのも当時の購入者にしてみれば、TUDORはあくまでも〝ちゅーどる〟なわけですから、付属品なんて大切に保管しておく方が「どうかしている」、と思われて仕方がありません。しかし、ロレックスもそうですが、どうせ購入するのでしたら、タグよりも最後まで生きのびた〝ギャラ付き〟の〝ちゅーどる〟をお奨めいたします。