タイを出国するためにイミグレーションに向かっているとき、私たちに話かけてくる2人の男性がいました。
↓の画像で、左手前紺のポロシャツと中央で横を向いている長袖シャツの2人です。
この2人とは、イミグレーションの入口で別れました。ということは、この2人は何の目的で私たちに話かけてきたのだろうか。
出国審査が終わりカンボジア領に向かっていたら、そこに彼らがいたのです。勝手にタイとカンボジアを行き来しているようです。↓の画像で、長袖シャツの人はベンチに座り、ポロシャツの人は、腰に手を当てて私たちを待っているようでした。
案の定、その通りでした。彼らは、カンボジアのイミグレーションは大変混んでいるので、ここで1人500バーツ(約1500円)支払えば並ぶことなく手続きが終了といってきました。やっと彼らの魂胆がわかりました。イミグレーションの係官と手を組んで、小遣い稼ぎをしているのです。やっぱり、東南アジアですね。知人と相談した結果、頼むことにしました。パスポートとビザを渡し20分ほど待っていたら、入国スタンプが押されたパスポートが返却されました。
やっと彼らとわかれることが出来ると思った矢先、ポロシャツの方がチップをくれといったきたのでした。私がさっき500バーツ渡しただろうというと、それは係官への手数料だというのです。ここまで来て嫌な思いもしたくないんで、1人100バーツ渡しました。
↓がポロシャツの方です。右の人は、パスポートの運び屋です。
さらに驚いたことがありました。小遣い稼ぎの相手は、旅行者だけと思ったら、同胞からも稼いでいました。たまたま、お金を渡す瞬間を見てしまったのです。その相手とは、上から2枚目の画像で、ベンチに座っている若い女性でした。彼女はイミグレーションで、私の前に並んでいました。