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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

Abercrombie & Fitch

2013-07-15 22:42:21 | 雑記

 ここ数年、胸に「A & F」、「ヘラジカ(鹿の一種)」が刺繍されたポロシャツ、トレーナーを着た人を見かけるようになりました。これは、アメリカのカジュアル衣料ブランド「アバクロンビー&フィッチ(以下、アバクロ)」の製品です。プロゴルファーの松山英樹さん、大リーグ・レッドソックスの上原浩治さん、ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅さんなどアスリートの方も着られています。
 日本では東京・銀座に直営店があります。ラルフ・ローレン、バーバリー、ブルックス・ブラザーズのように、デパートでは販売されていません。これらのブランドは、オンワード樫山、山陽商会など大手アパレル企業にライセンスを供与し、生産した商品を販売しています。バック、傘、アンダーウェアも同様です。
 では、何故日本に1店しかないアバクロが、多く着られているのでしょうか。この現象は韓国、台湾も同様です。アジアで日本以外に直営店は香港にしかありません。
 既にご存知の方も多くおられると思いますが、並行輸入と称してネットや有名ディスカウント店で売られているのです。
 ちょっと話がそれますが、昭和50年代前半海外ブランドはデパートでしか販売されていませんでした。直営店はありませんでした。そんな時に現れたのが東京・御徒町の「アメ横」でした。ここに店を出していた人達は、年に数回海外まで買い付けに出かけ、それらを並行輸入商品として売り出したのです。
 アバクロもアメ横と同様です。ただ、業者が直接買い付けに行くのではなく、現地にアバクロの商品を在庫している日本企業があるようです。ネットショップはそこに注文を出しているようです。店頭で販売しているところは、現地まで出向いて購入し、日本には手荷物扱いで通関しているそうです。この方法に特に問題はないと思います。
 私はアバクロを4枚持っています。3枚はアメリカに旅行した友人に買ってきてもらいました。4枚目は、鎌倉のカジュアル衣料店で購入しました。この店のオーナーの話では、某大手商社が日本総代理店として契約する話が進んでいるようです。

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