みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン スケルツォ2番の8回目

2006年03月04日 | ピアノレッスン
今日はレッスンでした。一応、ノルマの報告。
自分の「そらみみ」に縁のある「耳(33)」の日も過ぎて、なんだか春めいた気持の良い1日だったなぁ。髪を切って、さっぱりしたおかげか、練習時間の割には調子は良かった。

・ハノン 57番(オクターブによる分散アルペジオ練習)
通称「ヒゲダンス・エチュード」の曲。今日は♭系の前半だけ。脱力奏法が出来ていないこともあり、24調を通しては弾けない。
疲れないようにオクターブを弾くためには、
・腕の力を抜く &
・指先は固める
の状態で、腕が自然に落下する勢いで打鍵するようにと、脱力奏法の要旨をレクチャーして頂くが、なかなか難しい。
指先に力を入れると、腕にも力が入る。 腕の力を抜くと指先もダランとしてしまう。部分的に力を入れるというのが極めて難しく感じる。でも、なんとか脱力の技は身につけたいなぁ・・・。

・チェルニー40-27(中声部のトリル練習)
○。シューベルトの大好きな3番の即興曲を思わせる雰囲気のいい曲だった。中声部のトリル練習というよりも、1番2番の指で中声部を弾きつつ、4番5番の指で奏でる旋律がきれいに切れずに弾く練習だろうか。正直、最近あまり練習時間はとれていないのだけど、好きだなぁと思える曲は、自然と早く弾けるようになるんだなぁ。

・ショパン「スケルツォ2番」
最初から最後まで、途中、止まりながらも、なんとか弾き通せた。この曲は、繰り返しが多い曲なので、曲の全体構成を考えた上で、それぞれ弾き分けるように、などなど、アドバイスを受ける。
少しずつ、弾ける部分は増えていても、逆に、記憶が不鮮明になって、雑になってる部分も増えてそう。これからは、部分、部分を、丁寧にゆっくりさらって、細かい肉付けをするとともに、確実性を少しでも高くしたい。
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4 コメント

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いつになるやら・・・。 (そらみみ)
2006-03-09 07:53:27
daisyさん

10番は、個人的にさらったことはあるのですが、レッスンでは

やってなくて、表現を工夫するところまでは、まだまだでした。



ん~、僕は楽譜の版の違いまでは、あまり目がいってなくて・・・。

これからはエキエル版のようですが、日本では手に入りにくいのかな?

(でも、daisyさんは海外なので、手に入るのかな?)



スケ2の公開は、ん~、いつになることやら?

たまにある練習会のようなところでは、弾くと思いますが・・・。
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頭のおかしい人。。笑っちゃいました! (daisy)
2006-03-08 18:23:28
コメントありがとうございます。

69の2はそうです、10番です!以前練習されましたか?主題に戻る手前の旋律がたまらなく好きです。全音の楽譜ではデイミヌエンドになってるのですが、恐れ多くも、グールドの様に思い切り無視してクレッシェンドして弾きます。しかしながらこの楽譜、細かすぎてよく分からないです。。ヘンレが一番忠実には再現してるみたいですが、これだと物足りなさも。。やはりエキエル、パデレフスキ版かな?



そらみみさんはレベルが相当高いと思うので、先生にもなれると思います!スケ2(なんちゃって音大生風に言ってみました)の演奏、いつか聞かせてくださいね。





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難しいです (そらみみ)
2006-03-07 12:40:35
daisyさんも脱力に挑戦中なんですね。

今、昼休み中で、チェルニー40-3が、どんな練習だったか

覚えてないのですが、今やってるスケルツォでも、どこで、

うまく休むか(さぼるか)がポイントかなと思います。

部分、部分でも弾けても、通して弾くと疲れがたまって

弾けなくなってしまう・・・。



daisyさんの先生と僕の先生、同じようなこと言われてますね。

力をかけて大きい音を出すのではなくて、

いかに力を抜いて、腕の自然の重みで音を鳴らすか・・・。



口で言うのは易しいけれど、実技は難しいですね。

ピアノの前で、力を抜いて、腕をぶ~らぶら、したり悪戦苦闘です。

(知らない人が見たら、きっと頭がおかしくなったと思われる)



ショパンのワルツ69の2は10番のワルツですね。

好きな曲です。でも中間部の重音がうまく弾けません。難しいです。



danの意味もありがとう!
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脱力、難しいですよね><  (daisy)
2006-03-06 05:55:04
お仕事お疲れ様です。3月は特に決算などで大変だと思います。どうぞ無理しないでくださいね。(私は今も昔も営業職なので、分かります^^)



脱力といえば、最近先生に薦められ、チェルニー40番の3番(アルペジオです)をおさらいしてます。この練習、最初ドミで一度抜いて、今度はドミソ、最後にドミソドで力が抜けてるのを確認してゆくそうです。音はこの段階では音量は小さくて大丈夫。とにかく柔らかく。先生曰く、ピアノは一生懸命弾くのでなくサボっていいのだそうです(笑)でないと手が疲れてしまいます。音量が小さくとも脱力できた音というのはホールで俄然響くそうで、上から叩きつける音は、確かに大きくとも硬い音色の為、響かないそうです。大きい音は、腕の重みをかけることで習得できるので、まずこの感覚に慣れないと。。とおっしゃってました。脱力法を兼ね、今ショパンのワルツ69の2を始めました。切ない曲ですが大好きです。ショパン最高ですね!



それはそうとフラ語の”dan"の意味分かりませんでした^^;ちなみに英語ならdaniel(ダニエル)の略で男性名の愛称ですよ。トリビアでした。



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