みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

瀬戸内国際芸術祭2022夏~その2小豆島

2022年08月19日 | 絵・写真・美術館
翌日、天気予報は晴。
であれば、山に登るか!と言うことで、寒霞渓(かんかけい)へ。


早朝、‎紅雲亭(ロープウェイの駐車場へ)

表登山道を上がった。
道は、ほとんど舗装されていて、1時間ほどで稜線に出る。
そこから少しで、瀬戸芸作品とご対面


青木野枝 / 空の玉
空が青ければ・・・。






三笠山までで、良しとして、引き返すことにする。
どうにもつまらない道で、今回は瀬戸芸優先!なので。
最高点、星ヶ城山 (ほしがじようやま)は、またの機会に!

山から下りて、坂手地区へ

清水久和 / オリーブのリーゼント
道に迷って、うろうろしていたら、地元のおじいちゃんが、
「リーゼントはあっちだよ!」と親切に道を教えてくれた
地元の方にも、リーゼントで親しまれているんだなあ。
昨日の「愛のボラード」と言い、清水久和氏作品は、愛があふれている。


いいトイレ


シャン・ヤン / 辿り着く向こう岸
3年前から、随分、成長していた!

ここのすぐ横にあった、うどん屋さんに入ってみたら

素晴らしく腰のある、さぬきうどん
普通の讃岐うどんのお店より、かなり高めの料金だったけれど、次から次にお客さんが入ってくるのが納得!

その後、三都半島(みとはんとう)へ。

伊東敏光 広島市立大学芸術学部有志 / ダイダラウルトラボウ
巨神兵現る!だった


広島市立大学芸術学部有志、伊東敏光、康夏奈 / 潮耳荘
「しおみみそう」でいいかな?
前回と同じく、好きな作品だった。


スピーカーに、耳を置く。
そっと耳を澄ませば、海鳴りが、ホルンのように、少しくぐもって、懐かしい響きだった。


こういう仕掛け
自然の恵みを素直に受け止めた、ローテクのアート作品は、やはりとても好きなのだ。


伊東敏光、広島市立大学芸術学部有志 / 山声洞
こちらは、自然の音よりも、音害!人の声をたくさん拾ってしまい、今一つ、良さが分からない。
自然を鑑賞する時、「静けさ」は大切。
静かな時に訪ねたい!


土井満治 / 境界線の庭
箱庭的な細工がしてあって心憎い。地味だけど、好きな作品


ここからの景色もいい。
坂田の奥のあの山には、次、登ってみたいな!笑


花寿波島とも再会!

肥土山/中山地区へ

ワン・ウェンチー(王文志) / ゼロ
今回も、驚くべき、何千本もの竹を使った作品で


しばし、寝そべって、休憩。
コエビさん曰く、3年前の作品は、いったん全部、撤去して、再び、ゼロから作り直したとのこと!


齋藤正人 / 猪鹿垣の島
これも、ガイド本で見るのと、実物を目の当たりにするのとは、大違いだった!
周囲の山と溶け込むような工夫がされていて、心憎い!

そして、北浦へ。
ダイナマイト・トラヴァース変奏曲は、作品名から期待が大きかったけれど・・・。
配置された岩は、図形楽譜とのことだけど、自分の理解を越えていた。

そして、日も傾いてきたので、夕陽ケ丘へ。

三宅之功 / はじまりの刻
夕日の綺麗な海を見下ろすこの丘に、この作品が生えていた。
まさに、雛が生まれようとしていたなあ。(サイズ的には恐竜の卵ぐらい)




千載一遇だった!
女神になってくれた彼女に感謝!
知らず知らずのうちに、誰かの役に立つこともある。

日が沈んだ後、空が桃色に染まらないか?淡い期待はあったけれど、かなわず。
それは欲張りと言うものだな。
コメント
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