みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ハルダンゲルバイオリンを触る

2011年12月17日 | ライブ&コンサート
ブログの更新が滞りがちだけれども・・・、一応、メモっておこう。
この日は、フィンランドとノルウェーのバイオリンを聴きに行く。

宗次ホールのスィートタイムコンサート「北欧のクリスマス」。
ちょっとしたスィーツ(この日はカルダモンケーキ)も振る舞われ、お得な感じなコンサートだった。

フィンランドとノルウェー、それぞれ、奏者が違う方だったので、
奏者の個性の違いが際だっていた感じ。

フィンランドの雰囲気はとても好き。
素朴で暖かく、北欧の澄み切った大気を思わせる透明な旋律。
ほとんど知らない曲ばかりだったけれど、好きなフィンランド独特の音遣いが現れるたびに、やっぱりいいな!と頷いて聞く。


一方、ノルウェー。
ハルダンゲルバイオリンの紹介色が強くて、どうも落ち着かないかな・・・。

ただ、終演後、ハルダンゲルバイオリンを触らせてもらうことができたのは収穫。
自分の手で奏でてみると、不思議と言うか、玄妙な音。玉手箱から鳴るかのような・・・。
ただ、音はいいのに、大きな音が鳴らない。なぜ???
音はいいのに、音量がないために、オーケストラに入ることを許されなかった楽器の悲哀を思う・・・。

ペールギュントの朝の旋律が、ハルダンゲルバイオリンの共鳴弦の音階から来ているのは、へぇ~と思う。

=====
@名古屋・宗次ホール「北欧のクリスマス」

第1部 フィンランドのクリスマス
澤田幸江 ヴァイオリン
飯田佐恵 ピアノ

第2部 ノルウェーのクリスマス
山瀬理桜 ヴァイオリンほか
中村真理 ピアノ

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いつか、このバイオリン曲集に入っている曲を、我が手で奏でてみたい!
フィンランドのヴァイオリン小品
クリエーター情報なし
ダブリューイーエー・ジャパン


コメント
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