みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ワイエス展

2009年03月01日 | 絵・写真・美術館
アンドリュー・ワイエス。現代アメリカを代表する画家。この1月に亡くなられたばかりだとか・・・。
会期終了間近になってしまったけど、ようやく見に行ったのでした。


「クリスティーナの世界」の習作。
足の自由の利かない中、必死に体を引きずって家に戻るクリスティーナ。クリスティーナの小さな背中が語ってた・・・。

グレーや土色系の暗い色彩の中に、青が効果的に使われていて、なるほど、青は、心を深みに導く色なのだと思う。
ワイエスが愛したもの、忍耐と寡黙な中に宿る精神性?。

ワイエスが描いた風景を紹介するビデオの音楽が、ブラームスOp118-2の間奏曲とグリーグの「過ぎにし春」。ワイエスの絵はそういう雰囲気をたたえた絵でした。

ブラームスOp118-2の間奏曲を弾いてみたら?という神のお告げ???

愛知県美術館
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする