みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン 4月革命、小品も少し

2007年04月08日 | ピアノレッスン
昨日はレッスン。
不調の右手親指、少しずつ治りつつあるのだけど、4月も左手の革命を続行中。負担のかかるフォルテの曲は、まだ無理そうだ。革命だけでは、どうにも飽きてしまうので、おとなしめの曲も少し。

・ショパン「革命」Op10-12(左手)
ゆっくりなら、一通り弾けるようになった。課題は、スピードを上げても、ミスタッチ無く、弾けるようにすること。これは、ほんとうに難しい・・・。名にし負うショパンのエチュード、途方も無く難しいのは当然なのだけど・・・。

指摘事項
・親指で弾く音に、不自然にアクセントがついてしまっていること。
・先頭の音を、たたきがち。二つ目の音で急に音を弱めないようにする・・・。

集中的に練習すべき箇所
・7、8小節目  ・56小節目

速く弾くには、速く弾く努力をしないと。でも、速く弾いてばかりだと、細部が潰れて、記憶も劣化、雑な演奏になりがちで、用心、用心。

・ショパン「春」Op74-2
これは、もともとはショパンの歌曲で、ショパンの手による編曲。お気に入りの小品。今回、いい機会なので持っていった。
そこはかとなく寂しげな春。シンプルだけど、さすがショパン。一度聴いたら忘れられないいい旋律だ。試しに録ってみた♪けど、ん~、こういうシンプルな曲って、実力が出るなぁ・・・。恥ずかしい。春は、出会いと共に、別れの季節か・・・。

・グリーグ「アリエッタ」Op12-1
これも、大好きな小品。北欧の素朴で透明な雰囲気に、やさしさと憂いが入り混じってる。大好き。最近、どうもうまくいっていない彼女の雰囲気にぴったりで、愛奏曲なのだ。これも録音♪してみた。よろしければ、どうぞ。楽譜はこちらよりダウンロードさせて頂きました。

・シューマン「子供の情景・異国から)」Op15
子供の情景の最初の曲。以前、シューマンは全然、好みではなかったのだけど、好みって変わっていくんだなあ。今は、心弾かれる作曲家の一人となった。シューマンは色で例えると青と緑のイメージ。

3曲ともに言えるのだけど、自分のフェルマータの掛け方は、今一つのようだ。こういう小品の場合、フェルマータをかける前、少しずつテンポを落とすよりは、直前までインテンポで、フェルマータをさらっ、ちょこんと掛けるようにしたほうが、お洒落な味わいに仕上がるようだ。

小品は、少しずつ、小出しで診てもらおうと思っていたのだけど、全部、弾いてしまったので、さぁ、次、何をやろう?
コメント (4)
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