タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

女性のがんの検診を受けませんか

2023-09-01 16:09:10 | 婦人科
昨夜はスーパーブルームーンで、大きなおぼろ月が見られましたよ。
クリニックの屋上から撮ってみました。

8月は今年一番にお産で忙しかったのですが、なんとか無事に乗り越えることができました。
さかごの赤ちゃんがすごく多かったのですが、回したり、そのままで産んでもらったりで、
結局8ヶ月間で帝王切開は他院に紹介した1例だけでしたよ。

昨日、西脇市民病院から年間報告書が来ていたので、産婦人科のページを開いてみると、
2021年の182件のお産に対して帝王切開が69例だったそうです。
2022年は71例の帝王切開です。
分娩数はタマルさんと同じくらいですが、帝王切開は1件対71件という大きな違いですよ。
しかも西脇はドクターが2人居られます。
いかに丹波篠山市は医療費が安く、しかも安全にお産ができているかということですよね。
さらにはどこの病院も、お産の取り扱いを中止したがっているのですからね。

さて今日は、タマル産のホームページの婦人科のページを手直ししてみました。
お産にばかり注力していてはいけませんからね。
「がん」は一番の関心ごとでしょう?

20歳になったら子宮頸がん検診を受けてください。
フリーセックスだか知りませんが、性感染症がとても多いのです。
子宮頸がんはその1つです。
ですが医療機関を受診したくないという女性は、市販の自己採取キットで送れば結果が来ます。
もちろん直接受診した方が安いし、他の病気も見つかりますけれどね。
なぜ市販品を勧めるかと言うと、とにかく全員が検査を受ければ良いという考えからです。
売上が下がっても気にしませんからね。

もう1つ新しい検査は、乳がんの検診です。
市のマンモグラフィーは、40歳になると受けるものです。
ですがこちらも抵抗の有る女性が居られますよね。
だからツバ数滴で、6種類のがんのリスクが分かるのです。
腫瘍マーカーとは違って、良性では陽性になりませんし、
がんの塊になる前に検査で陽性になるのです。
乳がんは2センチ以内で発見すると、ほぼ100%治りますからね。

以前は乳がんを血液で判定する検査を2万5千円、複数のがんを判定する血液検査を20万円でしていたのですが、
その後、尿で判定できるものに変えていました。
そして今回さらに低価格で6種類のがんを判定する「サリバチェッカー」という検査を導入しました。
検査料は税込33,000円です。
高いと思うか安いと思うかは人それぞれでしょう。



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