タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

突然には死にたくありませんね

2018-02-02 21:27:45 | 婦人科
写真は、先日生まれた赤ちゃんと、そのお兄ちゃんとお婆ちゃんです。
そして今日は、2人も赤ちゃんが生まれましたよ。
低気圧が近づいて来ているせいでしょう。

今年は、昨年ほどは寒くはないように思いますが、
寒くなると、高齢者がお風呂で倒れたりするでしょう?
妊婦さんだって、家のお風呂が寒くてお腹が張る、と先日言われる方が居られました。
更衣の前に、お風呂場を温めておくのが良いでしょう。

ところが高齢者ばかりでなく、中高年でも突然に亡くなることが有ります。
下世話な話ですが、性行為中、あるいは自慰行為中に亡くなる人を調べたものが有ります。
ドイツの法医学教室の調査では、1972年からの45年間で、
38,000人の死因のうち、99人(0.26%)の人が、そうだったのです。
そのうち男性の割合は約9割でした。

すべての心筋梗塞などの心停止のうちの割合で言うと、0.75%に当たるようです。
敢えて言うなら、この調査には、1つ欠けているところが有りますね。
それは夫婦間であったか、それとも不倫関係であったか、も調べられていたら、なお良かったでしょう。

最近ではニュースは、重要な世界情勢の話よりも、男女の不倫関係の話ばかりです。
若者に多いゲーム依存症が病気と認定されたように、不倫もまた病気かもしれませんね。
射幸心をあおるような。
ゲーム依存症に対しては、ネット環境の無い施設に隔離するとか、
快楽ホルモンであるドーパミンを抑制する薬が試されているようです。
不倫もまた同じように、治療が必要な疾患と言えるのではないでしょうか。
それはまだ一般的でなく、私の考察ですが。

タマル産が開業した頃の1999年のことです。
アメリカ発の、Pure Lobe Alliance(PLA)運動というのが有りました。
結婚前は純潔を守り、結婚後は不倫をしないという運動です。
日本にもその流れが伝わり、ここ兵庫でも、神戸で何度か大会が有りました。

私もよく来賓で招かれてスピーチしていたのですが、
一度だけ、豊岡市の駅前で、パレードをしたことが有るのですよ。
それは豊岡市の職員さんが、仕事中に抜け出して、
ラブホテルで腹上死された事件が有ったからなのです。

こんな話は興味本位で言うのではなく、むしろ病的なことは治してあげないといけない、ということですよ。
最近の若い男女は、結婚しなくなってきているのですが、
それはイコール、結婚するまでに多人数の異性と付き合うことを意味します。
先日お話した性感染症の増加にも関係するでしょうし、
子宮頸がんが急増している原因でもあります。
どうも日本全体が病的になってきているのが、心配ですよ。

それでも解決方法は有りますからね。
教育です。