今日の写真は、この2月に生まれた赤ちゃんとお父さんです。
あっという間に、今日退院されました。
お産にも、そして退院の時にも来られて、良いお父さんですね。
もちろん皆さんのご主人も、仕事の都合とか有るでしょうからね。
でも、なるべくお産には来れたら良いですね。
そして退院されたと思ったら、今日もまた1人、赤ちゃんが生まれましたよ。
こうして順繰りで、生命が繋がっていくのですね。
それで今日水曜日は、いつものように産後の1ヶ月健診の日でした。
写真が載せられなくて残念なのですが、2人目のお母さんのことです。
1人目は大きな病院で産まれたのですよね。
それで今回はタマル産で産まれて、
「初めてウォーターベッドでの出産で不安でしたが、とても楽に産めて、
産後も身体の痛みがほとんど無くて、ビックリしました。」
という感想を頂きました。
お産の時は、ずっとお姉ちゃんも一緒だったのですよね。
弟くんが生まれて、それこそビックリしていましたよ。
妊婦健診も、ずっと一緒に来ていたものね。
心の準備は万全でしたからね。
今日は久しぶりに、不妊症のお話です。
昨年の暮れに発表されたアメリカのスタンフォード大学からのものです。
現段階では、射精された精子から、元気な精子を分離するのには2つの方法が有ります。
だって体外受精や顕微授精では、なるべく元気な精子をと卵子を受精させたいですからね。
体外受精では卵子1個に対して、精子を10万匹くらい混ぜるのですよ。
顕微授精は卵子1個に対して、精子を1匹だけ注入するのです。
人間の目だけで判断していてはいけませんしね。
できれば神様に選んでもらわなくてはなりません。
それで元気な精子を分離する方法の1つは、
密度勾配法と呼ばれるものです。
これはタマル産でも、毎週のように人工授精の時に使用している方法です。
密度の高い液体の上に、中くらいの密度の液体を乗せ、その上に精子を積み重ね、
遠心機を使って沈降させるのです。
元気な精子は底に沈むのですが、
死んでしまった精子や細菌は、途中で留まって沈殿しませんからね。
これを数回洗浄して元気な精子を分離するのです。
ただしこの方法だと、精子に遠心力という力が加わり、ダメージを受ける可能性が有ります。
それに密度の高い液体のパーコルという物質が、精子に悪影響を与えると言われます。
それでタマル産では、パーコルの代わりに、精子に無害と言われる液体を使用し、
2段式の代わりに、1段の勾配で済ませ、
キットを使用して遠心機を使うのを、わずか1回だけに減らすことによって、
ダメージを少なくしているのですよ。
おそらくこんなことまでしている施設は、少ないと思いますよ。
もう1つ、元気な精子を分離する方法が有って、
それは一度遠心した精子に綺麗な培養液を積んで、しばらく放置します。
すると元気な精子が上層部に再び泳いで上がってくるので、それを回収するのです。
ただしこの方法だと、元気な精子を選べるのですが、取れる量が少ないという欠点も有ります。
それで先ほどの論文ですが、
精子を分離するのに、パチンコ台のようなものを使うのだそうです。
サイズは、すごく小さいのですよ。
クギの間隔は何ミクロンという単位ですからね。
それでゴールまで真っ直ぐに到達する精子を回収するようです。
これだと10分ほどで回収でき、将来的には広まるかもしれません。
まあ、ちょっとおもしろいお話ですね。
ですが現時点では、タマル産の方法がベストではないでしょうか。
あっという間に、今日退院されました。
お産にも、そして退院の時にも来られて、良いお父さんですね。
もちろん皆さんのご主人も、仕事の都合とか有るでしょうからね。
でも、なるべくお産には来れたら良いですね。
そして退院されたと思ったら、今日もまた1人、赤ちゃんが生まれましたよ。
こうして順繰りで、生命が繋がっていくのですね。
それで今日水曜日は、いつものように産後の1ヶ月健診の日でした。
写真が載せられなくて残念なのですが、2人目のお母さんのことです。
1人目は大きな病院で産まれたのですよね。
それで今回はタマル産で産まれて、
「初めてウォーターベッドでの出産で不安でしたが、とても楽に産めて、
産後も身体の痛みがほとんど無くて、ビックリしました。」
という感想を頂きました。
お産の時は、ずっとお姉ちゃんも一緒だったのですよね。
弟くんが生まれて、それこそビックリしていましたよ。
妊婦健診も、ずっと一緒に来ていたものね。
心の準備は万全でしたからね。
今日は久しぶりに、不妊症のお話です。
昨年の暮れに発表されたアメリカのスタンフォード大学からのものです。
現段階では、射精された精子から、元気な精子を分離するのには2つの方法が有ります。
だって体外受精や顕微授精では、なるべく元気な精子をと卵子を受精させたいですからね。
体外受精では卵子1個に対して、精子を10万匹くらい混ぜるのですよ。
顕微授精は卵子1個に対して、精子を1匹だけ注入するのです。
人間の目だけで判断していてはいけませんしね。
できれば神様に選んでもらわなくてはなりません。
それで元気な精子を分離する方法の1つは、
密度勾配法と呼ばれるものです。
これはタマル産でも、毎週のように人工授精の時に使用している方法です。
密度の高い液体の上に、中くらいの密度の液体を乗せ、その上に精子を積み重ね、
遠心機を使って沈降させるのです。
元気な精子は底に沈むのですが、
死んでしまった精子や細菌は、途中で留まって沈殿しませんからね。
これを数回洗浄して元気な精子を分離するのです。
ただしこの方法だと、精子に遠心力という力が加わり、ダメージを受ける可能性が有ります。
それに密度の高い液体のパーコルという物質が、精子に悪影響を与えると言われます。
それでタマル産では、パーコルの代わりに、精子に無害と言われる液体を使用し、
2段式の代わりに、1段の勾配で済ませ、
キットを使用して遠心機を使うのを、わずか1回だけに減らすことによって、
ダメージを少なくしているのですよ。
おそらくこんなことまでしている施設は、少ないと思いますよ。
もう1つ、元気な精子を分離する方法が有って、
それは一度遠心した精子に綺麗な培養液を積んで、しばらく放置します。
すると元気な精子が上層部に再び泳いで上がってくるので、それを回収するのです。
ただしこの方法だと、元気な精子を選べるのですが、取れる量が少ないという欠点も有ります。
それで先ほどの論文ですが、
精子を分離するのに、パチンコ台のようなものを使うのだそうです。
サイズは、すごく小さいのですよ。
クギの間隔は何ミクロンという単位ですからね。
それでゴールまで真っ直ぐに到達する精子を回収するようです。
これだと10分ほどで回収でき、将来的には広まるかもしれません。
まあ、ちょっとおもしろいお話ですね。
ですが現時点では、タマル産の方法がベストではないでしょうか。