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趣味の話など

惜別・2000系南風

2021-03-12 | 一寸お出かけ(四国)
世間的?には185系踊り子の引退がホットですが、それに紛れるかのようにJR
四国2000系が特急「南風」から撤退するため乗ってきました。特急「あしずり」
にはまだ残りますが、高知から先の運転のため、容易には乗車できなくなります。

国鉄時代の気動車といえば、音や煙ばかりが盛大で鈍重な加速をするイメージ
がありましたが、就職先が四国で初めてこの車両に乗った時は、電車にも劣らぬ
豪快な加速をするのには驚いたものでした。エンジンの音もそれまでの重々しい
ものから、ガラガラと騒々しいものに。
四国在住時は本四連絡で散々お世話になった思い入れのある車両ですが、振子車両
の本領を発揮する土讃線区間に初めて乗ったのは、実はつい数年前のことだったり
します。

岡山にて。


高知寄りの先頭車は半室グリーン車で、前面眺望を堪能するために奮発しました。
かぶりつき席の中でも、窓際の1A, 1C席は既に塞がってました。1B席は写真を撮る
にはピラーや仕切壁が邪魔になり残念ですが、前を見るだけならば十分です。ベスト
は助士側の1C席かと思います。

左写真は瀬戸大橋通過中。


高知にて。
半室グリーン車がある車両の前面は非貫通で流線形です。


高知駅舎を見ると、乗ってきた列車がいい感じで収まっているのが見えます。
とさでんと組み合わせ。


折り返し高知発の南風。
土佐山田で交換待ちがあるため、岡山や高知で撮れない、すっきりとした編成
写真を1枚。
この時は対向列車が遅れ気味で、気合いを入れてダッシュすれば反対寄の先頭
からも撮れたと思いますが、ビビリでやめときました(笑) 右写真は2年半程前
に、人目も憚らず(笑)撮ったもの。


左写真の切妻の先頭、グリーン車の流線形と比べなんて不細工なんだろうと登場
当初思っていましたが、後年登場した他社の特急気動車(名指しは避けますが、
単線トンネル通過時の風圧が凄いとされるほどの極端な切妻)に比べれば全然上
出来で、これが切妻のベストとさえ思えるようになりました。

吉野川の絶景。


岡山到着。
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