高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2017.12.24(日) 巡回リーダー研修会  (委員会主催)

2017-12-27 09:57:04 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

201.2.24(日 巡回リーダー研修会  (委員会主催) 

◆参加者: SR 26名(第2部からの参加者3名含む) R 3名  ◆天候:晴れ 

◆研修目的:巡回リーダーを含め、SR会会員のスキルアップを図るため。 

◎内容: 10時に清滝駅前広場に集合。12月も終盤に入り,

利用者の数が急に少なくなった感じがする清滝駅前。 

  最初に、今日のスケジュールを委員会で紹介した後、第1部のレンジャーの講師による、

巡回の実地研修に入る。 3班に分かれ各班でリーダーを選任し、1班(黒岩R)は1号路、

2班(大畑R)は6号路、3班(甲把R)は稲荷山コースを巡回し、途中折返しで11時30分までに清滝駅まえに戻ることとした。 

 ・6号路の様子を紹介します。 

   

 山側の登山道脇に大きな石があり、見上げれば若干崩れた個所が見受けられる。

    

  ケーブル側の木々の中で色々な鳥の声が聞こえる。

 「混群」(こんぐん)と云い、異種の個体が集まってまとまりをなすことで、

 冬季にみられるそうです。 シジュウカラ、メジロ、コゲラ----。鳥に詳しいTさんからの話があった。

                   

一方の山側のやや上を見れば、老朽化した案内板の上に枯損木が載りかかっている。

    

 下を見れば「赤い実」が映える。すかさず傍から「それ十両!」-ヤブコウジ(藪柑子)の声が。

 万両、千両、百両(唐橘 カラタチバナ)そして一両(蟻通 アリドオシ)へと話しが広がる.

 清滝駅前に戻っての振返りでは、多人数で巡回するときは、各人に役割分担を決めれば、

漏れなく広範囲に見ることができるのでは、との話があり。---なるほど。  

 ・昼食後13:00から高尾599 ミュージアムを借りて第2部の研修に入る。 

 最初にTAKAO599ミュージアム館長 滝本氏による特別講演「天狗の謎にせまる」があった。 

  話の前段で結論を話していただき、そのあとそれぞれの項目で詳しい説明があった。 

「天狗は初手じゃ」(しよてじや) -----使えそうですこのキーワード。今日のお土産です。 

 

最後に講師から、「 天狗とは何か? 知れば知るほどわからなくなる。

それが天狗の魅力なのだろう。 そして天狗伝説が残るかどうかは、

この大自然を私たちが守れるかどうかにかかっていることは確かなようである」 との話があった。 

サポートレンジャーに通じることがあります。 

 続いて、レンジャーによる、「最近の高尾山」の話では、 

  増大する利用者数とそれに伴う問題点、また極最近ではドローン、トイレの問題等が挙がった。

  その後、山中で傷病者に出合った場合の対応を、2班に分かれ「シナリオレーニング」を 行った。

   

   傷病者役のシナリオ (これは介護役には知らされてなく、介護しながら状況を把握していく)

    

  傷病者役の迫真の演技に、介護役も力が入る。 

 レンジャーより傷病者の考えられる状態の解説があった。

 

 最後に、SR会発足10周年を記念して作成中の「巡回ハンドブック」についての紹介を行い、

来年4月のSR会の総会時に配布予定である旨伝え、16時に研修会は終了。  

  長時間お疲れさまでした。 また、多くの方の参加をいただきありがとうございました。       

                                   記録:SI

 

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