高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2018.12.8(土)自主巡回/山内 【シモバシラ巡回】

2018-12-12 17:10:39 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2018年12月8日(土)自主巡回「シモバシラ(氷華)巡回」・・・ブログ

リーダー:原田隆好 

 この日までの気温はシモバシラを出現させる為にはかなりハードルが高い状況を考慮しつつ、

一縷の望みを抱き、高尾山ビジターセンターに10:00集合に全員6名が集合した。リーダーとして

も事前の情報収集に奔走し、情報から昨年2017年の最初の出現は12月7日に一丁平付近との

事と、昨年に比べ2018年は木枯らし1号の到来も無く、比較的すごし易い日常である事から、

シモバシラの気持ちを憂慮しつつ、もみじ台北巻道に設定した「シモバシラ観察地」に出動した。

 現実、懸念していた通り見事に空振りでした。参加した各位の落胆は忍びなく思いつつ、事前

の情報からシモバシラの花を観察した事のある「逆沢作業道(通称・水道道)」~「日影沢林道」

この間にも全く観られず、「萩原作業道(工事中)」上部の一丁平付近をシモバシラ探検隊と化し

て、探索を続けるも全て本日の巡回からは「シモバシラ(氷華)」には見放されていた。

最後に再びもみじ台北巻道を探索しつつ、観察地の状況を巡視したが、囲いとしたロープの破断

と杭の破が無残な状態であったが、本日の我々には保全の為の様々な備品や機材の準備は

皆無の為、報告事項とする事がマストであるのではと、其の後のビジターセンター内に於いて、振

り返りを行い活動報告書を提出する事で参加全員で認知した。

14:00本日の巡回は全て終了として、帰路に就いたが山頂には大勢の登山者が思い思いに楽し

む情景が観られた。 

※以下に参加各位のコメントを纏めました(一部略しています、ご理解を・・・)

S氏=*保全に関する事は、特に切れたロープに関し、活動報告書の作成での報告で良かった。 

  *逆沢作業道と萩原作業道を歩けて良かった。*リーダーの今日のプランはとても良かった。 

T氏=*本日は有り難うございました。*第1回道案内に於いて実習した、シモバシラを楽しみに

  していたが、観られず残念でした。*今後も巡回に参加し勉強しなければと思いました。

  *皆様とご一緒出来た事は喜ばしく思いました。 

K氏=*今日は飛び込みでも、天気も良く、良かった。*シモバシラは天気を考慮すると期待

   できない。本日は止むを得ないと思う。*来山者が多く観えました。 

E氏=*腰を痛めて2年振り、期待していたが予想どおりとなった。*通称:郵便道を下ったの

   は初めてである。日影沢林道から観える伐採で景色が変わったのには驚いた。

   *シモバシラは絶対観て下さい。 

S氏=*シモバシラについては自宅でも観られますが、保護柵には危機感を抱いた。

    レンジャー氏にも伝えましたが、定期的な保全が必要ではないか。 

◆レンジャーからの話として、

     *12月15日の共同活動に於いて観察地の保全作業を実施するとの事でした。

                                                           以上

 

 


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