高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2009/6/17 自主巡回 高尾山内(臨時)

2009-06-17 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:4名
コース:清滝駅前→6号路→5号路→もみじ台南巻き路→もみじ台→高尾VC(昼食)高尾山頂→5号路→3号路→1号路→清滝駅

 高尾SR会の自主活動を活性化させる為、5月30日の委員会で、まずは委員でチームをつくり活動を具体化して行こうということとなり、自然観察チームは正木さんをチームリーダーとして宇田川さん、小林(勤)さん、鈴木さん、中村(久)さん、坂内の陣容で発足することとなりました。
活動目標は、いきなり難しい取り組みをせず、まずは対象を植物に限って行うこと。自然環境の保護・保全を意識した活動とすること。みんなが取り組みやすいことからはじめること。などを合意事項として、以下のように設定した。
①これまでに観察・記録してきた結果をもとに、各コース毎の「花暦」を作成する。
②6号路に於いて、ハナネコノメソウ群落の消長を調べる。
③シモバシラ観察地のシモバシラの個体数調査をする。
④もみじ台南巻き路のヤマユリとイナモリソウの個体数調査をする。
⑤もみじ台奥スロープにコドラートを設け、全植物種調査をする。
⑥その他、希少種を中心にデータベースを作成する。
今日は自主活動「自然観察チーム」の本格的な始動を前に下見を兼ねての臨時の巡回。
どんよりとして今にも降り出しそうな空模様の中を6号路から出発した。実際に調べてみると予想以上に多い。とりあえず4つの群落を選んだ。ついでシモバシラ観察地内に2ヶ所設定した。一昨年南側の樹木が間伐されたのでどのような変化があるのか調べてみたい。次にもみじ台南巻き路では目視によるヤマユリとイナモリソウの個体数を調べてみた。ヤマユリは蕾の段階で切られていたり、他の雑草に隠れて人により調査結果はかなりばらつきが出そうであるが、これも調査法の一つとする。イナモリソウについては予想を遙かに上回る数が確認された。最後にもみじ台奥スロープ部分でのコドラートの設置であるが、0からの出発として出来るだけ裸地化したところを選んだ。
 調査の始動については委員会に概要報告をし、承認を得た上で開始したい。興味のある方は是非積極的に参加して頂けることをお願いします。
以上(SR/SAK)

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