末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

全関西狭山集会―党派闘争に勝利し熱気と感動

2016-11-03 23:25:44 | 狭山闘争




■全関西狭山集会―党派闘争に勝利し熱気と感動
前進 速報版 2016年11月 3日 10:02
 
 全関西狭山集会は、10月31日、八尾市西郡第3集会所に、労働者学生110人が結集して闘われた。集会は、「民主労総第2次ゼネスト」のビデオが上映され、11月日韓共同行動への熱気と感動あふれる総決起集会としてかちとられていった。
 村山晃関西労組交流センター代表による主催者あいさつ、石川一雄さんの戦闘的メッセージの読み上げ、この決意に応える基調報告を久原正子全国水平同盟委員長が行った。「朝鮮侵略戦争を始まる前に止めよう」、「日本でゼネスト闘争の爆発へ、2018年決戦の先頭に立ち職場から反撃を開始しよう」と提起。石川さんの「第二審最終意見陳述」を共同綱領に、「狭山闘争は星野闘争と並ぶ、新自由主義との闘いの最前線、階級的労働運動と国際連帯の力で狭山闘争に勝利しよう」、さらに八尾北西郡闘争を新自由主義の更地化攻撃を打ち破る革命の拠点づくりの最前線として位置づけ、「利権にまみれ、階級分断攻撃の先兵になり下がり敵対する地区協的なあり方を、西郡支部は八尾北労組と団結し絶対に打倒・一掃しよう。労組と支部、とりわけ青年部を一体的に建設し未来を開こう」「一切をかけて、11月国際共同行動の大成功へ、11・6へ大結集をかちとろう」と締めくくった。

 続いて全国水平同盟各支部の訴えが行われた。高槻支部・植木団地労働組合は、「11月27日植木団地二周年闘争に総決起し、富寿栄団地までのデモを闘おう」。京都崇仁支部(準)は、「崇仁、東三条の闘いで、京都市の新たな追い出し裁判を止めた。崇仁診療所廃止反対の怒りの声を組織して闘う」。西郡支部は、「西郡住宅への指定管理者の導入阻止へ、八尾市自治体労働者の決起と共にムラぐるみ総決起を勝ちとる」(佃照夫さん)、「地区協との党派闘争を八尾北労組と一緒に闘い、拠点建設、支部建設、青年部建設に責任を取る」(佃文弘支部青年部長)、とりわけ「西郡は、国や八尾市に絶対負けませんよ」という90歳の島瀨とよ子さんの毅然たる決意に感動の拍手が巻き起こった。
 特別報告に立った藤木好枝八尾北労組委員長は、「八尾北つぶしとの激しい党派闘争を闘い、10月19日に第16回組合大会の成功を勝ちとった」「命よりも金もうけの新自由主義に対して、ともに生きていく医療、人間の本来持っている力を取り戻す医療を推し進める。この闘いに敵対するものとの党派闘争を闘い、八尾北を軸に地域ソビエトをつくっていく」と決意を語った。続いて動労総連合、奈良自治体労働者、教育労働者、関西合同労組、婦人民主クラブ全国協、大阪・星野文昭さんを取り戻す会、全学連から感動的な闘いの報告がなされた。奈良自治体労働者は「下水道の民間委託を4回止めて事実上粉砕した」「市従内部の激突で、組合指導部の全国連も昔の解放運動と同じように変質しているのが見えてきた」「体制内労働運動と非和解で対決して新しい団結をつくり出せば、攻撃をはね返せる」と現場攻防にかちきってきた自信に満ちた発言を行った。
 最後に、森本政二西郡支部書記長がまとめと団結ガンバローを行った。(全国水平同盟西郡支部・錦織進)
 全関西狭山集会は、10月31日、八尾市西郡第3集会所に、労働者学生110人が結集して闘われた。集会は、「民主労総第2次ゼネスト」のビデオが上映され、11月日韓共同行動への熱気と感動あふれる総決起集会としてかちとられていった。
 村山晃関西労組交流センター代表による主催者あいさつ、石川一雄さんの戦闘的メッセージの読み上げ、この決意に応える基調報告を久原正子全国水平同盟委員長が行った。「朝鮮侵略戦争を始まる前に止めよう」、「日本でゼネスト闘争の爆発へ、2018年決戦の先頭に立ち職場から反撃を開始しよう」と提起。石川さんの「第二審最終意見陳述」を共同綱領に、「狭山闘争は星野闘争と並ぶ、新自由主義との闘いの最前線、階級的労働運動と国際連帯の力で狭山闘争に勝利しよう」、さらに八尾北西郡闘争を新自由主義の更地化攻撃を打ち破る革命の拠点づくりの最前線として位置づけ、「利権にまみれ、階級分断攻撃の先兵になり下がり敵対する地区協的なあり方を、西郡支部は八尾北労組と団結し絶対に打倒・一掃しよう。労組と支部、とりわけ青年部を一体的に建設し未来を開こう」「一切をかけて、11月国際共同行動の大成功へ、11・6へ大結集をかちとろう」と締めくくった。

 続いて全国水平同盟各支部の訴えが行われた。高槻支部・植木団地労働組合は、「11月27日植木団地二周年闘争に総決起し、富寿栄団地までのデモを闘おう」。京都崇仁支部(準)は、「崇仁、東三条の闘いで、京都市の新たな追い出し裁判を止めた。崇仁診療所廃止反対の怒りの声を組織して闘う」。西郡支部は、「西郡住宅への指定管理者の導入阻止へ、八尾市自治体労働者の決起と共にムラぐるみ総決起を勝ちとる」(佃照夫さん)、「地区協との党派闘争を八尾北労組と一緒に闘い、拠点建設、支部建設、青年部建設に責任を取る」(佃文弘支部青年部長)、とりわけ「西郡は、国や八尾市に絶対負けませんよ」という90歳の島瀨とよ子さんの毅然たる決意に感動の拍手が巻き起こった。
 特別報告に立った藤木好枝八尾北労組委員長は、「八尾北つぶしとの激しい党派闘争を闘い、10月19日に第16回組合大会の成功を勝ちとった」「命よりも金もうけの新自由主義に対して、ともに生きていく医療、人間の本来持っている力を取り戻す医療を推し進める。この闘いに敵対するものとの党派闘争を闘い、八尾北を軸に地域ソビエトをつくっていく」と決意を語った。続いて動労総連合、奈良自治体労働者、教育労働者、関西合同労組、婦人民主クラブ全国協、大阪・星野文昭さんを取り戻す会、全学連から感動的な闘いの報告がなされた。奈良自治体労働者は「下水道の民間委託を4回止めて事実上粉砕した」「市従内部の激突で、組合指導部の全国連も昔の解放運動と同じように変質しているのが見えてきた」「体制内労働運動と非和解で対決して新しい団結をつくり出せば、攻撃をはね返せる」と現場攻防にかちきってきた自信に満ちた発言を行った。
 最後に、森本政二西郡支部書記長がまとめと団結ガンバローを行った。(全国水平同盟西郡支部・錦織進)


〝パククネは今すぐやめろ〟 民衆総決起始まる 10・29韓国

2016-11-01 06:39:50 | 世界の闘い






■〝パククネは今すぐやめろ〟 民衆総決起始まる 10・29韓国
前進 速報版 2016年10月31日 12:55

民主労総ストが全体を牽引
 韓国大統領・パククネが個人的に親密なチェスンシルという人物に自己の権力をひそかに分け与え、「影の実力者」として内外政策の立案から政府人事に至る一切を取り仕切らせていたことが衝撃的に暴かれた。パククネがこの事実を認めるや否や、韓国全土は一挙に怒りのるつぼと化した。
 10月29日、民主労総を中心とする民衆総決起闘争本部が主催する「集まろう! 怒ろう! 下がれパククネ 市民行動」の大集会が、午後6時からソウルの清渓(チョンゲ)広場で開かれた。主催者が想定した1万人をはるかに超える労働者・学生・市民が集まり、集会開始時には2万人、デモ出発時には3万人を超えた。会場は立錐(りっすい)の余地もなく、広場に入れなかった何千人もの人が周囲にあふれた。「これまでパククネを支持してきたが、もうやめる。今、怒りで眠ることもできない」と語る75歳の高齢者もいた。
 デモ行進は、「パククネは退陣しろ!」「君たちは孤立した。国民が包囲した!」とのシュプレヒコールを繰り返しながら開始された。警察は、デモ隊が事前に申請し確認されていたデモコースを予定どおりに進んだにもかかわらず、その途中に阻止線を張り立ちふさがった。デモの迫力に圧倒され、このまま大統領官邸に突っ込むのではないかと恐れたのだ。怒った民衆は進路を変えて進撃を続け、機動隊の壁と激突して肉弾戦で押しまくり、闘いは夜11時近くまで続いた。
 集会にはストライキ中の鉄道労組を先頭に、民主労総組合員が大挙して参加した。この日の行動はソウルだけでなく、釜山や大邱(テグ)など全国各地でも組織された。公共運輸労組の全北バス支部は、バスの正面や車内にスローガンを貼り付け、3分間の警笛を鳴らす闘いに立った。
 公務員労組、全教組など各労組の「時局宣言」という名の闘争宣言も相次いだ。金属労組は「パククネ下野闘争緊急指示1・2号」を発して大々的な反政府闘争への突入と、11・12にソウルで予定されている民衆総決起闘争への総結集を号令した。鉄道労組はこの日発表した時局宣言で「私たちの闘争は、私たちの社会を支配してきたすべての偽りと迷信との闘いである。私たちには新しい大韓民国が待っている」と、社会を変えるゼネストをさらに貫徹する決意を表明した。
 民主労総のチェジョンジン委員長代行は、「国民はトカゲのしっぽ切りではなく、パククネの責任を問うている」「サード配備を撤回し、セウォル号の真相を究明し、財閥のためではなく労働者や農民のための政治をしろというのが国民の命令だ」と演説。そして「11月12日、100万人の鬨(とき)の声を集めてパククネを引きずりおろそう」と呼びかけた。
全国40大学で火の手上がる
 「チェスンシル・ゲート」への怒りは、「ヘル(地獄)朝鮮」という現実にたたき込まれ、未来を奪われてきた青年・学生たちの中でこそ、最も激しく根底的に燃え上がっている。総学生会によりパククネの退陣を求める時局宣言が行われた大学は、26〜28日の3日間だけでも全国40校以上にのぼった。この間総長打倒の闘いをやりぬいた梨花女子大や、総長室占拠を闘っているソウル大、パククネの母校である西江(ソガン)大、成均館大、延世大、高麗大、漢陽大、韓国外語大、釜山大、済州大などの名前が続々と上がり、さらに拡大しつつある。
 10代の高校生・中学生も街頭に飛び出し、怒りを共有している。ソウルでは29日、青少年169人が「パククネが滅ぼした民主主義を、青少年がよみがえらせよう!」のスローガンを掲げて闘争宣言を行った。高校受験を控えた中学3年生は、「国が滅びようというときに、どうして座って勉強していられるでしょうか」と訴えた。
 今始まっているのは、2013年2月の大統領就任以来、パククネが行ってきた新自由主義攻撃と戦争策動の激化に対する、積もりに積もった怒りの大爆発だ。パククネ政権との絶対非和解を貫いてきた民主労総のゼネスト闘争は、政権への不信をつのらせながらも自ら行動には立ち上がらずにいた数千万の民衆に、政治的決起への最後の扉をついに開いた。そして韓国の闘う労働者は今、この闘いをもはや中途半端な「民主化」で終わらせず、本物の労働者革命への発展をめざして必死に奮闘を続けている。
 日本の労働者階級はこれと連帯して総決起しよう。11・12ソウルでの民衆総決起闘争の勝利をかけ、11・6日比谷への大結集をかちとろう。


写真上〕ストライキ闘争を継続する鉄道労組も最先頭に立って闘いを牽引した(10月29日 ソウル)
写真中〕総学生会によるパククネ退陣の時局宣言発表に先立って、宣言に署名するために長蛇の列をつくる
      成均館大学の学生たち(10月27日 ソウル)
写真下〕「高校生も知っている! 操り人形パククネは辞めろ!」のプラカード(10月29日 ソウル)