末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

パククネ打倒百万民衆総決起 「真の革命やりぬこう」 獄中のハンサンギュン委員長が檄

2016-11-18 22:22:17 | 世界の闘い






パククネ打倒百万民衆総決起 「真の革命やりぬこう」 獄中のハンサンギュン委員長が檄
2016年11月17日 18:46世界の闘いパククネ打倒闘争, 民主労総, 韓国

 11月12日、「パククネ退陣」を叫んでソウルを制圧した100万人をもはるかに超える労働者民衆の大決起は、国際階級闘争の歴史を新たに刻んだ(関連記事2面)。民主労総はこの闘いをパククネ打倒だけでなく、労働者階級の手で全世界を変革する闘いの始まりと位置づけ、さらに進撃を続けている。
 12日にソウル市庁前広場で開かれた民衆総決起大会では、獄中のハンサンギュン民主労総委員長のメッセージが読み上げられた。ハンサンギュン委員長はそこで「今日は民衆が犬や豚ではなく、この社会の主人であることを示す偉大な民衆抗争の日だ」と宣言。「不法な権力に奉仕した者を一人残らず厳罰に処すべきだ。パククネを逮捕し、拘束しよう」「世の中を変えるのは大統領でも財閥でも金バッジをつけた政治家でもない。貧しい青年と労働者だ」と檄(げき)を飛ばした。
 そして、パククネとチェスンシルの背後に財閥資本がいることを忘れるなと提起。1960年の4・19革命がパクチョンヒの軍事クーデターによって「未完の革命」に終わり、1987年の民主抗争がノテウに権力を与えた「汚辱の歴史」をもはや繰り返すことは断じてできないと訴えた。
 ハンサンギュン委員長に代わって獄外の闘いを率いるチェジョンジン委員長代行はこの日、パククネ退陣を求めて11月中に過去最大規模のゼネストに突入する方針を発表した。9月27日からの無期限ストをすでに50日近く継続している鉄道労組を先頭に、全産別・全職場で、これまでをも上回るゼネストに総決起していく方針である。
 チェジョンジン代行は12日の民衆総決起大会の前段で開かれた民主労総の全国労働者大会で、その決意を次のように語っている。
 「パククネ退陣闘争の勝利のために、民主労総は歴史と民衆の前に責任を果たします。1987年の民主抗争では、民主労総が存在せず、組織された労働者階級がいませんでした。その結果、数百万人が参加した民主抗争にもかかわらず、チョンドファンがノテウに代わってしまいました。2016年、11月民衆抗争はこれとは異ならなくてはなりません。今日の私たちの闘争は、大統領の顔を変え、与党の色を変える闘争ではない。財閥とセヌリ党権力がやったことのすべてを全面廃棄して原状回復し、財閥体制を解体しなければなりません。パククネ政権退陣闘争は、韓国社会を根底から変革する闘争の始まりです!」
 起きていることは、まさに革命だ。
 この場に220人を超える動労千葉訪韓団が大挙して参加し、民主労総と団結して闘いをともにしたことは決定的だ。三里塚反対同盟の萩原富夫さんや全学連の学生、星野暁子さんらも訪韓団に加わり、ともに闘った。次は、ここでつかんだ革命への確信と火のような闘争精神を日本のすべての仲間に伝え、安倍打倒・日帝打倒の大闘争を組織しよう!


11・27植木団地へ 拠点つぶしの弾圧うち破る 自主管理2周年闘争に結集を

2016-11-18 22:16:58 | 全国水平同盟


■11・27植木団地へ 拠点つぶしの弾圧うち破る 自主管理2周年闘争に結集を

前進 速報版 2016年11月17日 18:25

"防災拠点"は口実 裁判で市の破綻あらわに
11月11日、「植木団地追い出し絶対反対!高槻市弾劾!」裁判と高槻市が「明け渡しを求める」裁判が、同時に大阪地裁大法廷で行われた(担当は第2民事部・西田隆裕裁判長)。
 11・6労働者総決起集会の高揚を受けたこの日の裁判は、ソウルでの11・12日韓共同闘争に出発する当日であったが、関西の闘う労働者、全国水平同盟、全学連の仲間が多数傍聴に駆けつけた。そして植木団地労働組合・全国水平同盟高槻支部の労働者が堂々と入廷するのを大きな拍手で迎えた。

 植木団地の労働者と弁護団は、これまでの裁判で、植木団地追い出しの不当性、不合理性を徹底的に断罪してきた。
 追い詰められた高槻市は、①植木団地の使用許可を継続させる政策的必要性を論証できていない、②高槻市による公用・公共用利用の必要性に関して、不合理かつ客観的証拠に基づかない主張をしている、③植木団地廃止による組合員に対する打撃は僅少(きんしょう)であるという高槻市の主張に、具体的反論ができていない――といった「反論」ならざる難癖をつけてきていた。弁護団は今回、高槻市を全面的に批判する書面を提出した。裁判長も、高槻市に対して「きちんと反論するように」と言わざるを得なかった。
 裁判後の総括集会で、弁護団が「高槻市はやぶをつついて蛇を出した」と言い切り、今回の裁判のポイントを説明した。
 特に、高槻市が提出した証拠によれば、植木団地の東わずか400㍍の所に、高槻市が「総合防災拠点」としている市立総合スポーツセンターがあることが分かった。わざわざ、直近にあり浸水や液状化の危険性も指摘されている植木団地を追い出して防災拠点とするということは、不合理極まりない。また、「消防救援拠点」にするというのなら、「広大な広場」があればよく、わざわざ植木団地を全廃する必要はない。まさに「いかに被告(高槻市)が強弁しようとも、本気でここに防災施設を設置する意思はないのであり、単に明け渡し要求の口実にしているだけである」(今回提出した準備書面)。
 植木団地労働組合員全員が「頑張ります」「支援、お願いします」などと決意を述べた。傍聴に駆けつけた全国水平同盟、労働組合、婦人民主クラブ全国協議会、全学連の仲間が口々に11月27日の追い出し絶対反対2周年闘争に決起する決意を述べた。
 最後に、この場からソウルでの日韓共同闘争に駆けつける仲間が決意を述べ、団結ガンバローを行った。
 証人の採否が決定される次回裁判(来年2月3日)に結集しよう。
(北摂労組交流センター・上園耕作)