末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

伊方原発の再稼働弾劾 「被曝労働拒否」訴えて抗議

2016-08-19 12:16:13 | #すべての原発いますぐなくそう


■伊方原発の再稼働弾劾 「被曝労働拒否」訴えて抗議
前進 速報版 2016年8月18日 13:10

核武装のための再稼働
 四国電力資本は8月12日、伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働を強行した。3・11福島原発事故の現実を開き直り、原発再稼働を強行した四国電力と安倍政権を打倒し全原発を止めよう。
 伊方原発3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を用いるプルサーマル発電であり、まさに核武装のための再稼働である。

再稼働の動きに対して地元住民を中心に反対行動が呼びかけられ、10日から12日にかけて、伊方原発前と松山市、高松市の四電本店前で、県内と全国から結集して再稼働への抗議行動を連続的に闘った。
 7月17日には松山市駅前の坊ちゃん広場で「住民も労働者も被ばくしてはいけない。伊方原発再稼働阻止集会」とデモが、愛媛県職員労働組合などの呼びかけで行われた。この集会は3月に続いて、県庁で働く労働組合が知事の足元から再稼働絶対反対を呼びかけ、原発関連労働者を始めあらゆる労働者・地域住民に「団結して原発を止めよう」と訴える、画期的な取り組みだ。
 事故が起これば住民は「避難」という名で被曝を強制され、県職員を始め自治体労働者、避難や医療、工事などに関わるあらゆる労働者に被曝労働が業務として強制される。この現実に対し、動労水戸が切り開いた被曝労働拒否闘争の地平をあらゆる職場に拡大し、「避難計画」のペテンを暴き、団結を広げていく。そういった労組・地域的闘いをとおして原発労働者の中にも労働組合をつくっていく。そうすれば、必ず再稼働は止められる!
 「フランスの労働者がストライキによって原発を止めました。私たちもストで原発を止めて戦争に反対していく」(愛媛県職労・宇都宮理委員長の8・6ヒロシマ大行動での発言)。それを実現するために、民営化・外注化反対、被曝労働拒否の労組拠点を必死になって建設しよう。
 11日のゲート前集会で愛媛県職労の中村圭司副委員長は、「労働組合の方針で原発反対を真っ向から訴えた。被曝労働拒否を職場で闘い、団結を広げよう。住民も労働者も被曝してはならない」とアピールし、大きな共感を呼んだ。闘いの中心に労働組合が立つことで再稼働阻止の闘いの方針が鮮明になり、あらゆる力が一つに団結できる。
労組拠点建設で勝利を
 再稼働予定を発表して以来、日帝権力中枢は西日本の機動隊を動員し、伊方原発ゲート前に続く道路をすべて車両通行禁止とし、多くの警察官を配置して反対行動の圧殺を狙ってきた。まさに「1%のための国家」であることを自ら証明するものだ。
 全原発廃炉の闘いはまさに戦争と改憲・貧困と非正規職化の安倍政権を打倒し、新自由主義を打倒するまでやまない闘いだ。そこに目標を定め団結を拡大することが勝利の展望だ。労働者が団結して労働組合の拠点をつくり、地域住民と結びつき団結を広げよう。
 「3・11」と「第2の3・11」(熊本九州大震災)を経験した労働者人民は、命と未来をかけて、勝利するまで絶対非和解の闘いに立ち上がっている。再稼働の強行はさらに巨大な労働者民衆の決起を必ず呼び起こす。安倍と中村時広愛媛県知事を打倒し、伊方原発廃炉を絶対にかちとろう。全原発廃炉までともに闘おう。
(革共同愛媛県委員会)

8月19日(金)「A2-B-C」上映会に集まろう

2016-08-14 22:19:56 | #すべての原発いますぐなくそう

8月19日映画「A2-B-C」上映会

福島で甲状腺がんが173人!フクシマは終わっていない。
フクシマの怒りとつながり 高浜原発再稼働を止めよう

8月19日(金)「A2-B-C」上映会に集まろう

 午後6時30分上映
 八尾北医療センター待合

主催:八尾北医療センター労働組合/NAZEN八尾(すべての原発を今すぐ無くそう全国会議・八尾)

<上映アピール>

■常磐線運行再開反対! 避難指示解除〓帰還強制反対!

 7月12日、安倍政権は福島県南相馬市の居住制限区域と避難指示解除準備区域指定を解除。これと一体で、JR東日本は常磐線の小高-原ノ町駅間の運行再開を強行。
 安倍政権は形ばかりの除染をしただけで今もなお高線量の地域に帰還させ、全ての補償を打ち切り、原発事故をなかったことにしようとしています。
 南相馬の住民は「解除だけされても、生活が成りたたない」「田んぼの水の源流の山林が放射性物質で汚染されたままだから米作りはどう見ても無理」「梨栽培の再開は不可能に近い」「解除しないで」と怒りの声をあげています。
 動労水戸は、労働組合の総力をあげストライキで迎え撃ちました。石井委員長は「福島では173人の子どもに甲状腺ガンが出ている。福島第一原発事故はまったく収束していない。なのに運転を再開し住民に帰還を強制することは、被曝を強制することと同じだ。保線区、運輸区の仲間を被曝させるな」とJRを弾劾。国分副委員長は「常磐線の全線開通は運転士と車掌が反対すれば止められる。止める力は、われわれが持っている」と労働者に訴え、絶対に許さないと闘い続けています。
 また、安倍政権は6月30日、除染した高汚染土を全国の公共事業で再利用する方針を決定しました。東京オリンピック施設などの新規公共施設建設に使い、被曝させようとしています。こうしたあり方に怒りが叩きつけられています。参議院選福島選挙区や鹿児島知事選では、自民党に”NO!”を突きつけ、自民党候補を落選させました。労働者と団結し、今こそ戦争と改憲の安倍政権を倒しましょう。

■高浜原発再稼動のための8・27避難訓練反対!

 原発は、地上に置かれた原爆です。高浜原発の30km圏に入る福井、京都、滋賀の3府県が8月27日に合同の避難訓練をすると発表しました。しかし熊本の震災を見ても明らかなように、屋内退避や交通手段による移動は実現不可能です。
 高浜原発30km圏内の舞鶴市では、京都府職労舞鶴支部の労働組合が「再稼動絶対反対!」で立ち上がっています。集会やデモ、映画会を行い、地域の住民とつながって闘っています。
 国と3府県、関電資本は、この闘いの広がりを怖れて、叩きつぶすために避難訓練を計画し、自治体労働者を動員しようとしています。本当に許せません。再稼働を止めるために、避難訓練に反対しましょう。京都府職労舞鶴支部とともに闘いましょう。

■フクシマの怒りとつながろう! 「A2ーBーC 」上映会に集まろう

 福島原発事故は、故郷を家族を奪い、破壊しました。お母さん達は子ども達の命を守ろうと必死で呼びかけ、翌2012年12月、世界中からの募金でできたのが「ふくしま共同診療所」です。
 八尾北労組は、何度も現地を訪れ、八尾北医療センターはふくしま共同診療所の協力医療機関となって、甲状腺エコー検査を開始しました。
 今、命を救うはずの医療が人を殺す医療にされています。安倍政権の「命よりも金」の攻撃は、大病院と大手製薬会社、民間保険会社が儲かればいいということです。本当に許せません。八尾北医療センターは、本来の医療とは何かを問い直し、予防医療にかけようと転換に踏み出しました。地域に責任をとり、共に生きる医療を目指します。
 福島の子どもたちの生の現実を映画で見て下さい。フクシマの怒りとつながりましょう。