


■西郡住宅闘争 追い出し強制執行に大反撃
前進 速報版 2014年8月29日 12:52
「絶対に負けない。かたきを取るぞ!」。88歳の島瀬とよ子さんが怒りの戦闘宣言を発した。8月26日、大阪府警公安三課を先頭に国・八尾市・裁判所は3百人の体制で住宅追い出し強制執行に踏み切ったが、当該の気迫がこれを完全に圧倒した。この勝利へと攻め上る集会として8月20日、「8家族への住宅追い出し・強制執行許すな!抗議行動」がかちとられ、闘いの永続的発展と勝利に向け、9・21西郡住宅闘争勝利全国集会への招請状が発せられた。
7月31日の住宅追い出し通告に対して、8月4日の八尾市への緊急抗議に続き、20日に西郡で抗議行動が闘われた。全国水平同盟西郡支部と八尾北医療センター労組、関西合同労組大阪東部支部は、意気軒高として立つ8家族と西郡住民の闘いの軸となった。
全関西のにまいたビラを見て、ともに闘いたいと新しい仲間も決起した。プロレタリア革命の勝利に向けた地域ソビエトの拠点が立った。階級の新しいリーダーが登場した。戦争と民営化に突き進む安倍政権を打倒し、すべてを奪い返す新しい歴史が始まった。
集会は、午前8時から八尾北医療センター待合に50人が結集し、患者さんも参加して始まった。
家賃供託者が発言に立ち、佃照夫さんは「7・1と武器輸出と西郡の住宅追い出しは一つの攻撃。八尾市や国家権力を打倒するまで闘う」、谷照さんは「8家族の闘いにおびえてやってきたのが今度の強制執行です。どこまでも闘う」と決意を表明した。森本政二西郡支部書記長は「団結の力はすごい。待ってたらあかん。国と八尾市に攻めていこう」と奮起を促した。
この決意を受け、参加者は村内を2回練り歩き住宅追い出しとの闘いの正義をアピールした。
郵便局で解雇撤回を闘う青年労働者は「住宅を奪うのと解雇は同じ。敵が奪えるのは住宅だけ。団結は奪えない」と訴えた。杉並支部の狩野正幸さんは「労働者には世の中を変える力がある。その力と一つで住宅追い出しと闘おう」と呼びかけた。団地の窓から手が振られ声援が寄せられた。
8・20闘争は8月18日〜20日に医療センターで開かれた星野文昭絵画展と一体で闘われた。20日には星野暁子さんを囲んで八尾北労組、西郡支部など地域の仲間との交流会が行われた。星野闘争と八尾北・西郡闘争は一つだ。
地区協・解放同盟を打ち倒し、水平同盟の旗を全国に立てよう。「非正規職撤廃! 住宅闘争勝利」を掲げて青年労働者を組織し、無数の労働組合をつくり出そう。八尾市現業職場の民営化絶対反対の旗を打ち立てよう。9・11郡山闘争に決起し、9・21西郡住宅闘争勝利全国集会に労組旗を立て結集しよう。(水平同盟西郡支部・植村清)
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