末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

9月21日集会基調報告

2014-09-25 15:46:03 | 住宅闘争

■9月19日大阪高裁判決で、駐車場と部屋の仮執行宣言は取り消された!
■8月26日の強制執行は無効・違法だ!
■八尾市は直ちに8家族の部屋を元に戻せ! 
全国水平同盟西郡支部ブログ 2014年9月25日


基調報告する全国水平同盟委員長代行 久原正子さん

生きさせろ!
戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍を倒し、すべてを奪い返そう!
    9・21 住宅闘争勝利全国集会 
(2014年9月21日 八尾市西郡・幸第2公園)

基 調 報 告
  
国、八尾市は今すぐ8家族の住宅を元に戻せ! 
団結してすべてを奪い返す闘いを今日ここから始めよう!

 9月19日、大阪高裁は、八尾北・西郡一体となった渾身の反撃に恐れをなし、8家族の住宅明け渡しについて「一審判決の仮執行宣言を取り消す」、その理由は、「現に居住して生活して」おり「本件住宅の即時の明け渡しを受ける高度の必要性があるとまでは認められない」からというのです。
 ふざけるな! 国や八尾市は、今すぐ、8家族の住宅を元に戻せ! 
 だが、今さらひっこめても、もう遅い。
今回の違法で不当な強制執行は、「7・1」が作り出した革命情勢におびえ、「国にたてつく」闘う拠点を一日も早く叩きつぶす攻撃だったことがはっきりしました。「生きさせろ!」の怒りに油を注いだのです。
 八尾北・西郡闘争は、新自由主義が崩壊し、国や資本家の支配がもう終わっていることを暴き出しました。労働者は、絶対反対・階級的団結拡大で闘えば、必ず勝てます。 
 さあ、今日、ここから、安倍を倒し、すべてを奪い返す闘いを始めましょう!

<1> 住宅追い出し強制執行攻撃を打ち破り、勝利したぞ。
❶ 安倍打倒!団結した階級のリーダーたちが、ぶっ立った。

 7月31日の通告には200名、8月26日の強制執行には300名。大阪府警公安三課を先頭に八尾市、裁判所らが、この西郡に襲いかかってきました。住宅追い出し強制執行など絶対に許せません。
 この7・31に始まる強制執行攻撃に対して、当該8家族を先頭に、西郡住民、全国水平同盟、八尾北医療センター労働組合、関西合同労組などは一体となって渾身の反撃をたたきつけました。
 いま現在、、安倍による「7・1」集団的自衛権行使容認の下で、巨万の労働者が闘いに決起しています。
 この情勢のなかで、戦争に協力し組み込まれていくのか? それとも、絶対反対で闘い、断崖絶壁の危機にある安倍を打倒し、世の中を根本から作り変えるのか? 闘うのか? 闘わないのか? どちらに付くのか? が、全ての、これまで闘ってきた勢力、個人に鋭く問われる情勢です。
 この強制執行に対する反撃を合図に、「7・1」情勢を切り裂く、ひとつの「革命」がこの西郡に始まり、全く新しい団結が生み出され拡大しています。
 戦争・改憲と民営化、首切りと生活破壊の安倍を倒し、世の中を一から作り直すまで止むことない闘いの拠点と、団結したリーダーたちが、八尾北・西郡にぶっ立ちました。 勝利したのは我々です。
 全国水平同盟は、ここを最先端に、いよいよ解放運動を水路とする全人民の怒りをかき立て、闘う労働組合作りを軸に、大きな全国水平同盟の支部を西郡-全国に建設し、世の中を作り変えるために最先頭で闘おう。

❷ 強制執行との激闘を通して、住宅闘争が労働者階級の闘い  に飛躍した。
 私たちの応能応益家賃絶対反対の住宅闘争は、更地化攻撃を暴き出し、絶対非和解の国・八尾市の正体を暴きだしました。
 絶対反対、階級的団結で闘いぬく拠点がある限り、敵の攻撃は、住宅追い出しも、更地化も、地区協支配も、それが実際に強行さた瞬間から矛盾が爆発し危機と破綻が全面化してくるのです。
 いよいよ、闘いはこれからです。闘いはいくらでもあります。切り開かれた展望と絶対反対を貫き勝ち取った団結の地平で、縦横無尽に闘おう。

❸ 全国水平同盟と団結し合流する新しい仲間が登場した。 
 7・31の暴挙を弾劾し西郡の不屈の闘いを伝えるビラを見て、高槻市富田園芸協同組合(植木団地)の仲間が、激励のメッセージとカンパを寄せてくれました。8・20西郡での抗議集会にも駆けつけ一緒に闘いました。後日、交流会をもち突っ込んだ討論もしました。本日も大勢参加されています。

❹ 八尾北・西郡闘争と星野闘争は一つです。
 決戦の渦中で星野文昭絵画展を八尾北医療センターで行いました。
 また、杉並支部を先頭に、狭山第三次再審勝利に向け東京高裁への要請行動に決起しました。

❺ 民営化攻撃を粉砕し続ける拠点=八尾北医療センターと八尾北  医療センター労働組合
 今回の住宅追い出し強制執行攻撃との攻防を通して、八尾北医療センター労働組合と八尾北医療センターが、かけがえのない拠点であることが、ますますハッキリしました。
 団結の拠点、地域の闘う拠点、生きる寄る辺、いのちの砦です。
1997年から始まる八尾市の民営化、廃院攻撃を2000年の労組結成は、核心において粉砕しました。労働組合のもつ階級的威力です。
 この拠点は、労働者の基礎的団結形態である労働組合を一切の土台にしています。
 労働組合が絶対反対で闘って、階級的団結を形成し、八尾市による八尾北医療センター民営化・明け渡し=全員解雇攻撃を10数年にわたり日々打ち破り、闘い取ってきたのです。
 八尾北医療センターを守りぬき、全国水平同盟西郡支部建設と一体で、八尾北医療センター労組を拠点に、絶対反対の階級的団結を八尾市、現業、全国に拡大しよう。

❻ 2年後に八尾市現業の民営化がせまっています。八尾市現業に  闘いの旗を立てよう。
 今や、闘いを必死に抑えてきた連合と既成解放同盟指導部の支配は崩壊しています。大阪市職のど真ん中に1000名、2000名の支持を作り出した仲間の闘いに続こう。

<2> 生きさせろ! 戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍を倒そう。
 私たちは、国鉄闘争を先頭とする安倍打倒の全国的なうねり、階級的労働運動と国際連帯の前進を共に闘い、それと一体になりなって西郡現地の攻防を闘いぬくことによって勝利しました。また、私たちの闘いを橋下打倒、安倍打倒の闘いとして全国に、世界に発信することで勝利し、本日の西郡現地全国闘争を迎えています。
 安倍は、国鉄決戦と階級的労働運動を解体できず、改憲を真っ向から強行できないまま、集団的自衛権=戦争への道に踏み出さざるをえませんでした。7・1閣議決定が示していることは、安倍が追いつめられており、日本帝国主義・新自由主義が「国家存立の危機」にある絶望的事実です。
 労働者・人民の怒りに包囲された安倍改造内閣は19人の閣僚のうち、実に15人を日本最大の右翼組織のメンバーでかためた、かってない極右反動内閣です。
 安倍はたった今、打倒されかねない、明日をも知れない崩壊の危機にあります。今こそ、生きさせろ! 戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍打倒へ攻め上り、すべてを奪い返しましょう。

<3> 10月国鉄集会から、11・2労働者集会1万人結     集へ
 私たちは、動労千葉の外注化阻止闘争、動労水戸の被曝労働拒否の闘いを柱に、国鉄闘争を基軸に闘っています。国鉄決戦の勝利ですべてが切り開かれます。
 動労千葉は、国鉄分割・民営化とその後の業務外注化攻撃に立ち向かい、JR本体と下請け企業に働く労働者をひとつに組織する新たな闘いに挑戦しています。
 動労水戸は、原発推進のための福島見殺し政策に対し職場からのストライキで立ち上がっています。 
 そして、今また、9・11郡山車両センターの外注化阻止の闘いが切り開かれています。
 9・11郡山闘争を引き継ぎ、解雇撤回・JR復帰の10万筆署名を全力で達成し、最高裁・寺田体制を追いつめよう。
 10月、全国各地の国鉄集会(関西では、「国鉄1047名解雇撤回 戦争と民営化を許すな 10・17 関西国鉄集会」(10月17日 午後7時、港区民センター、国鉄闘争全国運動・関西準備会)を成功させ、11月労働者集会、1万人結集へ向け闘おう。
 11月集会は、新自由主義攻撃に立ち向かう労働者の国際連帯闘争の画期的な発展を生み出し、勝利の展望を示しています。 全国水平同盟は、11月労働者集会1万人結集の先頭で闘いましよう。

 国鉄闘争を基軸に、非正規職撤廃・住宅闘争勝利を強力な武器にして、青年労働者を組織し無数の労働組合を作りだそう。その団結した力と国際連帯の力で、安倍を打倒し「人の命よりも金もうけ」の新自由主義のこの世の中をすべてひっくり返し、住宅も医療・福祉も教育も・・・すべてを奪い返そう。

基調報告資料

★当面する闘争スケデュール

★八尾北医療センター医師募集










        

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