末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

「リストラ許すな 生きさせろ」のゼネストを

2008-12-23 13:57:34 | 世界の闘い



■GM会長「政権の支援に感謝」 大規模リストラを約束
朝日新聞 2008年12月20日10時58分

 米政府から総額約1兆5500億円の緊急融資が決まった米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)と同3位のクライスラーは19日、支援の見返りとして求められた大規模なリストラを実行することを誓った。記者会見したGMのリチャード・ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)は「(再建計画を)達成できることを証明する」と述べた。
 ワゴナー会長は「(経済が)非常に困難な時期に重要な支援をしてくれたブッシュ政権に感謝する」と表明。議会には支援に反対する意見も根強かったが、「破綻(はたん)は(経済を混乱させる)リスクが非常に高い」と述べ、政府支援を受けて再建を目指す姿勢を強調した。
 GMとクライスラーの従業員らが加入している全米自動車労組(UAW)のロン・ゲトルフィンガー委員長は同日、支援決定を歓迎する一方、「不平等な条件を付け加えられたことに落胆している」との談話を発表した。米政府が「努力目標」として09年末までに労働者の賃金引き下げなどを促したことに反発したもので、「オバマ次期政権や議会と協力して不平等な条件が取り除かれるようにする」とした。

なんということか。資本家は労働者の生活なんかどうなってもいいのだ。会社がつぶれたら労働者が困る?ふざけるな。資本家がもうけるために労働者から職も家も奪っておいてなにが労働者のためだ。労働者を生きさせる事ができない資本主義はもう終わっている。
 来年の派遣労働者の雇い止めを待たずに資本家達は本性を現しました。その生命線である自動車、電機、工作機械等の製造業で立ち上がった派遣労働の決起は、社会を根本から覆すゼネストの始まりです。生産手段を取り戻す闘いの始まりです。資本家にとって100年に一度の危機は、労働者にとって又とないチャンスじゃないですか。不平等な条件を取り除くことをオバマにお願いする全米自動車労組指導部を乗り越える闘いが始まっています。動労千葉が呼びかけた11月労働者陣形を先頭に、森精機のように、リストラ絶対反対のストライキをすべての職場で打ち抜きましょう。

最新の画像もっと見る