■米各都市で、抗議デモ参加者らの逮捕続く
イラン ラジオ 2011年 10月 30日(日曜日) 16:30
アメリカ・テネシー州で、警察が再度デモ隊を攻撃し、デモ参加者らを弾圧したほか、一部の参加者の身柄を拘束しました。
イルナー通信の報道によりますと、テネシー州からの各報道では、デモ参加者に対し厳しく対応するとした州知事の警告を押し切って、「ウォール街を占拠せよ」運動を支持する人々が再度、大規模な抗議デモを決行し、資本主義体制への嫌悪や怒りを示した、ということです。
また、29日土曜にはコロラド州デンバーで、資本主義体制に抗議するデモ隊と地元警察との衝突が発生し、デモに参加していた15名が逮捕されました。
警察は、胡椒弾の発射によりデモ隊を襲撃しています。
最近数週間においても、カリフォルニア州オークランドで、警察が催涙弾を用いてデモ隊を襲撃し、これにより、このデモに参加していた帰還兵の1人が、脳挫傷を受けました。
この事件は、人々の感情を逆なですることになり、抗議運動の激化を招いています。
30日日曜には、ジョージア州で、デモに参加していた数十名が警察に逮捕され、またカリフォルニア州サンディエゴでも、抗議デモに参加したという理由で、少なくとも51名が身柄を拘束されました。
高い失業率、ホームレスの増加、退役軍人が精神異常などの後遺症に悩まされていることなどから、ウォール街占拠運動には、帰還兵なども加わっています。
28日金曜には、ニューヨークのウォール街で、消防隊員が安全問題を理由に、デモ隊が使用していた発電装置を取り押さえたことから、ウォール街を占拠していた人々は寒さのため、2ヶ月以上陣取っていたこの地区の公園からの退去を余儀なくされました。
アメリカ政府が、「ウォール街を占拠せよ」運動の阻止に努めているにもかかわらず、この運動は現在、アメリカ全土に拡大しており、デモ参加者らは、いかなる状態にあっても抗議行動を継続すると表明しています。
「ウォール街を占拠せよ」をスローガンとするアメリカ国民の運動は、アメリカの大企業の貪欲ぶりや、政府関係者の汚職の拡大、貧困や社会的不平等に対する抗議運動として、9月17日、アメリカ・ニューヨークで開始されました。
現在、この運動はアメリカの主要都市のほか、オーストラリア、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、ポルトガルなどの各国にまで飛び火しています。
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■占拠運動が全米に拡大、オークランド市では11・2ゼネストを決議!
前進 速報版 2011年10月31日 07:22
9月に始まった「ウォール街を占拠せよ運動」は、たちまち全米1000カ所に広がった。アメリカ西海岸、カリフォルニア州オークランドでは、10月10日から「オークランドを占拠せよ運動」が本格的に始まり、オガワ・プラザ=市庁舎前広場の占拠と、金融資本及び連邦・州・市当局に対するデモが連日行われている。その出撃拠点となったオガワ・プラザは150のテントで埋め尽くされた。ここに10月25日、警察が襲いかかり、大激突となった。いったん警察によって破壊された広場は、翌日には労働者・市民の怒りの爆発によって奪還された。そして占拠運動は、11月2日に「オークランド市ゼネスト」を行うことを決議したのだ! つづきは本文で
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■水素濃度が上昇、「爆発の心配なし」福島第一原発2号機
朝日新聞 2011年10月30日20時57分
東京電力は30日、福島第一原発2号機で原子炉格納容器から吸い出したガスの水素濃度が2.7%に上昇したと発表した。酸素が入って爆発しないよう窒素を送り続けており、「爆発を心配するレベルではない」としている。つづきは本文で
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東京電力は30日、福島第一原発2号機で原子炉格納容器から吸い出したガスの水素濃度が2.7%に上昇したと発表した。酸素が入って爆発しないよう窒素を送り続けており、「爆発を心配するレベルではない」としている。つづきは本文で
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