MBAについて改めて思ったこと

「あなたMBAも取ったのに、結局今の会社にいるだけで満足してるじゃん。何の意味もなかったね。一千万円近くかけて。」というひどいと言えばひどい、正しいと言えば正しいコメントを妻から頂戴しているわけですが、最近ちょっと思ったことがあるので書いておくことにする。

MBAを取得することにおいての最大の目的が転職、のように思われているし、まあそれはそれで正しいんだけど、そもそもの目的を言えば、「ビジネスにおけるスキルの向上」なので、当然「今いる組織の中で更に上にいく」という目的の場合もあるわけです。

僕の場合は自分で勝手に行ったわけで、そういう立場では「社内でのアピール」という観点からは気をつける必要はあるんだけど、「スキルの向上」という点からは相当プラスでしたね。何かって言うと、全てに関しての処理能力が上がった、ということだとおもう。「こういうときにはまあこうすればいい」というような感覚というのは間違いなく研ぎ澄まされたと思う。後はやっぱりトラブルの処理能力かな、もちろん机上の勉強でもそういうことは学ぶんだけど、それよりもMBAのチームワークで色々なこと（誰かが課題をやってこないとか、意見が合わないものを何とか合わせて行くとか）を経験した事が、実は結構活きているんだよね。だって、仕事の世界だと、利害関係みたいなものが（社内だろうが社外だろうが）だいたい絡むでしょ。そういうものが一切絡まない中で培ったものって、意外と重要なのかなと。

ちょっと纏まりなかったな。もうちょっと考えます。