analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

今の音には満足しているが・・

2024-02-15 00:03:30 | システム

今の音は過去最高の音だと思う。

音楽だけそこにある。

けど、何か物足りない。いや、欲が出てきた?

「私の」システムの音、と言われる特徴が無い。

阿保なこと言うな、と叱られそうだが、私はオーディオマニア。

ダイヤトーンのDS‐3000でこの音を出してる、という主張をしたい、のか?

多分ビクターのスピーカーならもっと透明で輝かしい音が出ると思う。

多分うちのは透明だが、暗い感じになる。

木質系の音色が付きまとうんだ。

ビクターは金属系(ブラス、か)な感じ。

いや、あちらに行こうとは全く思わない。

むしろこちらで勝負しよう、って感じだ。

なんだ個性、あるじゃないか。

 

そうなんだ、この音を聴くとどういう風な音にしたい、ってのが無くなるんだ。(どっちだよ)

 

翌日、何がしたいか考えた。

今の音は軽い。

もっと重い、というか濃い音にしたいんだ。

そんなシステムの音って聴いたことあんのか?

ヘッドシェルに鉛を貼って少し出た。

そんで期待した。

 

20240125

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シェルをもう少し何とかする

2024-02-14 00:02:55 | アナログ

セイシンのスペーサーを二段重ねにして上手く行きそうだった。

現在SMEのシェルには制振シートを貼っている。

重量を稼ぐのに鉛シートに貼り替えてみる。

見栄えがなんだかな~だめだったらやめよう。

DL103用のスペーサーは外した。あれは103用で他のカートリッジでは強度が取れない。

大体重すぎでゼロバランスが取れないだろう。

今の状態でもゼロバランスが取れてない。

 

 

鳴らしてみたが前とあまり変わらない。

マグ特有の響きは無くなっている。

ただ、いくらかこちらの方が響きがより分かりやすいかもしれない。

多分一番の特徴は「声」だな。歌物ばかり聴いている。

 

20240125

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SMEのトーンアームが・・・

2024-02-13 00:05:07 | トーンアーム

いま、私の最強システムで鳴らしている。

良いのだが、もう少しこうなんとか・・・。

hいびきが軽いんだよな。

響きだよヒビキ。

なんか付帯音みたいのが有る。

これがSMEの音だよ、と言われればそうなのか?っと思ってしまう。

気が付くと段々耐えられなくなる。

 

 

SMEの312をググってみた。

SMEのHPに出た。

発売中の物は312となる。私のは312だが、Sはこれの内部配線をどこぞのケーブルメーカーの銀線にしたものらしい。

そしてアームパイプはマグネシウム。アルミでは無かった。では312ではどうかというとVINTAGEの欄にも載ってない。

抹消されたのか?ちと寂しい。

 

この軽い響きをどうにかしたい。

カートリッジ部を重くして(慣性モーメントを上げて)レコードの溝の振幅を、シェルの移動によって吸収させないようにする。

そんなことを考えた。

これは以前失敗もしている。

SME3012Rでは最低共振周波数?に当たったか、シェルがぴょこぴょこするようになってしまった。軽針圧トーンアームだったのか、デンオンのDA‐303の感度が悪すぎでレコードをトレースしなくなってしまった。

今回はどうか。

今は312の純正シェルにセイシンの丸形スペーサーをシェルとカートリッジの間に挟んでいるが、もう一枚デンオン用のスペーサーも挟んでみた。

これで鳴らしたが、最初はなんか音が死んでしまったようだった。

少しして落ち着いた音が出てきた。

あの嫌な軽い響きは無くなった。

取敢えず前よりは良くなったが、この先どうなるか?

 

 

マグ?

そうか、この軽い響きはマグネシウムの響きかもしれない。

昔EMINENTを使い始めたとき、オーディオテクニカのAT‐MS10というマグネシウムのシェルを使ったことが有った。

その時は美しい響きだと思ったが、それと似ている。

 

音量を上げたらこりゃ参った。

このスピーカー、音場に全力を出してる気がした。

低音のズドーンや声の張り出し、そんなのにエネルギーを感じていたと思ってたがこんな鳴り方をするとは。

もしかしたらケーブルが慣れていなかったのかもしれない。

ただこのカートリッジはもう少し良く鳴る気がする。

そう思わせるカートリッジなんだ。

 

20240124

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EMINENTにした時のトラブルを少々

2024-02-12 00:33:04 | トーンアーム

カートリッジをEMINENTに交換したときに少しトラブった。

左が出ない。

するっと抜けたのでカートリッジのピンに繋ぐシェルリードピンか?

っと思たが治らない。

やべーEMINENT久しぶりで断線?

などとドキドキしながら47研究所のRCAピンプラグを左右で入替えた。

それでやっと音が出た。

RCAピンのマイナス側の線が外れてたっぽい。

ほんとはここは純正では47研究所の単心線を使うのだが、接点を減らそうとオヤイデの5N銀線に替えた。

それで固定が出来なかったようだ。

 

 

 

あと、このアーム配線を新型に代えてからだがハムが増えた。

アームのアースを取ったがまだ少し残ってる。

ただ、アース端子に触ると無くなる。

・・・タンテのアースを取ってみた。

これで静かになった。

 

これで私の最強システムが出来上がった。

 

20240123

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では新アームケーブルでEMINENTにしてみる。

2024-02-11 00:00:24 | トーンアーム

新アームケーブルとDL103FLでは相性がイマイチの気がした。

いや、充分鳴っているのだが思ってたほどでは無かった。

すこし焦りが出てた。

EMINENTではどうだろう?いまいちなのか?

 

早速交換してみた。

これがまた、想像とは違った。

DL103FLと鳴り方はそんなに違わない。

ただ、個性というのが全く無くなった。

DL103FLでは少しほっこりした感じが有った。

良く言われてるマイソニックの 「エネルギー感」 を期待したが、今回も出なかった。

全体の空間感というか音場感は凄いのだが、これがエネルギー?っというと少し違う気がする。

でもまあ私の想像の斜め上を行くということで。

今は満足している。

 

もしかしてEMINENTを鳴らすのは1年以上ぶりかも知れない。

 

20240122

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新アームケーブル 使ってみる

2024-02-10 00:03:30 | トーンアーム

それでは新アームケーブルを使ってみる。

カートリッジはDL103FLのまま。

おっと、トランス二次側のケーブルが短い。

 

 

失敗、っと思ったが、ゆくゆくはタンテキャビの支えに使ってる足はもっと低いものにする予定だから大丈夫と思う。

果たして出てきた音はさぞや解像度の高い・・・

そんなことは無かった。

前のケーブルでの音とあまり変わらない。

こちらの方がいくらかキツめというか硬い音。

肩透かしを食った。

前のコネクタは山本のリン青銅だったかな。今回はプラチナコート。

ケーブルは高純度銅に銀コート。今回は5N銀線。多分どちらもテフロン被覆だが、今回の方が厚め。

RCAピンプラグはオーディオテクニカのAT‐6A58の物、今回は47研究所の樹脂。

トランスはマンラツのMc千からマイソニックのSTAGE202。

こうなると今回の方が圧倒的に高純度のはずが、思ったより良くなかった。

 

 

ああ、今回のにはターミネート抵抗を付けてた。

負荷インピーダンスが82Ω程のはずだ。30ΩのDL103FLにはちと重すぎかも。

まあでもヘッドアンプでは100Ω推奨だし、トランスでは470Ωのはずだから、それよりはいいと思う。

抵抗を外しても良いが、これはEMINENT専用にするつもりなので良くなってもねぇ仕方ねぇし。って感じか。

 

ちょっと想像と違ったが、本命では無いので。

 

20240122

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現在の機器、セッティング 部屋

2024-02-09 00:02:08 | プリアンプ

部屋についてはかなりデッドだ。

カーペット、入口・窓にはカーテン、左襖にはオーガンジーを吊るしてる。

左前のコーナー上にはぬいぐるみ。天井照明の両脇に40cm角のクッションを張り付け。

定在波を抑えるのに背後の書棚は正面を向けず少し斜に並べる。

シューマン波発生器は電源切り状態。

廊下から部屋に入ると急に息苦しい感じ:シンとする。

これでかなり音が吸われてると思う。

なのでいつかは丸棒を幾つか立てたものを整響材として作ろうかと思う。

 

20240111

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アームケーブルを再度作る。

2024-02-08 00:04:21 | アナログ

アームケーブルを本命に作り直す。

以前トランスをフォノイコに組み込んだが、そうなるとカートリッジからトランスまでが長くてトランスからフォノイコが短い。

インピーダンス的にはこれが良いのだろうが、出力電圧からするとカートリッジからトランスまでの距離が短いほうが良い。

っということでアームケーブルにトランスを直結してトランス二次側にRCAのピンを直結しよう。

取敢えずトランスを組む。

トランスはカップに入れてスポンジで浮かそう。

ベースはハリエンジュという木材。和名はアカシア。

塗装は漆を使ってみた。なんか独特の臭い。なんか懐かしい。

インシュレーターはやってみたかったこと、スプリング。

 

取敢えず組んでみたが、配線する気がしない。

銀線がすぐ切れそうでダメなような気がする。

でも仕方ない、やってみる。

トランスの引き出し線はマグネットワイヤーかな?

ハンダが乗らないんだよな。

それでも無理やり繋ぐ。

シェルリードピンはプラチナのオヤイデのやつ。

RCAプラグは47研究所の変わったやつ。

配線が通らなくて難儀した。

こんなんでコネクトするんだろうか。

取り合えず今の配線を使ってもう少し聴いてから試聴しよう。

 

20240120

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現在の機器、セッティング ケーブル

2024-02-07 00:01:49 | ケーブル

オーディオにのめりこむきっかけはスピーカーケーブルだった。

私は高純度のケーブルが好きだ。

私はケーブル、特に純度を重視する。

アクロテックの8N‐S2080だったか、これを聴いたときはいずれは欲しいと思った。

入手そびれてとうとう今まで来た。

だって確か3万/1m近くしたと思う。8mで?

今はゾノトーンの7N。ダイヤトーンのケーブル(中身はバンデンハル)から換えると立体感が出た。

後はRCAケーブル。

アクロテックの8N‐A2080とオルトフォンの8N‐AC1000。

すべて高純度ケーブル。

電源ケーブルはパワーはSAラボとフルテックのプラグの自作だが、フォノはオーディオテクニカのちょっといいもの、CDプレーヤーはこれもエンゼルポケットの8Nの自作。PC付属のケーブルなんてのも使う。

電源ケーブルで音が変わった記憶がない。

 

昔は良かったと思ったソニーのあずき色のRCAケーブル、ヤマハのピンプラグのごっついケーブルも使う。

ただし、アースケーブルはその辺の電線だ。

 

最近の高価なケーブルを横目に見ながら。

 

20240111

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タンテのセッティング 鳴らしてみる

2024-02-06 00:05:04 | アナログ

タンテの大理石キャビにビロードを貼ってタンテのフレームの外周が乗っかるようにした。

タンテフレームのネジ止めはセイシンの切れ端を挟んで留める。

それらがちゃんと密着してるかは不明だ。

 

カートリッジをオルトホンのSL15Eにしてみた。

これで音出し。

これがほっこりした感じになった。

ブナ材キャビはもう少し濃い感じだったが、それと大理石のクリスタリックの中間な感じ。

中途半端かなぁとも思う。

ただ、音の輪郭は割とはっきりしている。

ソフトになりすぎかな?と思われるのはカートリッジのせいかもしれない。

 

 

 

ここにきてレコードから今まで聞いたことのない音が出てきた。

こんな音も入ってたのか。

最近までタンテで音が変わった記憶は無かった。

ベルトドライブではこういうチューニングが出来ない。

ダイレクトドライブはこれが出来る。

多分これがしたくて音が悪いダイレクトドライブに拘ってきた。

一個気になってるのが有る。

確かマイクロでタンテのキットを出していたものを使ったシステム。

シャフトとアームを繋ぐごっついベースを木のキャビに埋め込んだシステム。

上面解放の箱にスタンドを二本立て、箱に砂を敷き詰めたインシュレーター。

これは衝撃だった。

当時の私には手が出ない価格だった。

かなり前、楠木という多分パイオニアに居た技術者が記事投稿してたが彼はイルンゴという会社を主催してたハズ。

ググったらまだやっていた。

 

 

今刀根麻利子のデビュー盤を聴いてるが、エレキギターが聴こえてきた。

こんなの入ってたんだ。

もうこれだけで今日は満足だ。

 

後はアームケーブルだが、どこまで進化するか?

 

20240116

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現在の機器、セッティング スピーカー

2024-02-05 22:53:57 | スピーカー

このブログの目的、このスピーカーをいかに鳴らすか。

(そんなの有ったか?はおいといて)

ダイヤトーン DS‐3000。

雑誌の影響で「いづれは海外製品」と思ってたが、30年以上の付き合いか。

左右共通の30mm厚集成材の板を敷き、ブチルサンドの集成材板4段重ねにMDF9mm板を置き100mm角のブロック。

その上にDS‐3000。

ユニット留め用キャップボルトにはセイシンのワッシャーに交換。ボルト頭には樹脂のキャップを取付け。

ネットワークもオイルコン、コイルはフォステクスの箔巻き、抵抗はJRM特注(純正品がこのメーカーだった)。それにより内部配線とスピーカーターミナルに集合する配線用の端子をやめ丸端子とした。

3年ほど前にミッドハイの振動板を交換。

中高域ユニット取付け面には合皮のカバー。多分これはやめると思う。裏地がボロボロになってきた。

ミッドローとウーファーはエッジ軟化処理をしてもらった。

 

思いつくチューニングはすべてやった。

ジャンルに偏ることは無いと思う。

しいて言えばポップスが良いかな。

クラシックは音楽的な快感は無いと思う。

アンプのチューニングをしてて個性のあるスピーカーは使えないと思う。

 

20240111

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タンテのセッティング その2

2024-02-04 00:03:50 | DP-80

タンテのキャビへの取付けは、結局何も嚙まさないで直付けになった。

この音はクリスタルのような音?

木管楽器もシンセサイザーみたいになる。

全部の音が出て痛快ではあるが、ちとやりすぎの感じが有る。

タンテとキャビの間にゴムを挟むか?

ブチルを貼ろうとしたが一重では高さが足りない。二重にすると奇麗に貼れなさそう。

ハネナイトには戻りたくないし。

そうだ、大理石にビロードのシートを貼ってみよう。

 

解体してると大理石の裏に貼ったベニヤ板がボロボロ崩れる。

もしかして何十年も経っているのか?

水性ニスを塗った。元の色に近いケヤキ色。

タンテを押さえるネジ穴の補強も行った。薄いバーズアイメープルの薄板を三か所貼った。

一緒にタンテフレームの裏に防振用ブチルを貼ろうとしたが、叩いても鈍い響きなのでいらないと判断した。

 

 

 

出来上がったのは・・・

なんかイメージが違った。

この青は法要を思い出す。

金属とビロードは異質だ。スエードはまだよかった。

DK‐200の表面は皮だったが、あれも良く合ってたな。

 

20240116

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現在の機器、セッティング パワーアンプ

2024-02-03 11:37:55 | パワーアンプ

パワーアンプに関してはあまり思い入れが無い。

最初に入手した6CA7を使ってからメインはこれのみ。

他に300Bも使ってみたが、私のスピーカーには合わないと思った。

入力トランスで二倍ほど上げ、次段に12AX7、EL34のPP、そしてラジ技誌頒布のBW‐5k‐PPのOPT使い。

入力トランスと出力トランスがキモと思う。

タムラのA‐8713のIPTは本当は入力と出力を逆で使う。

OPTの型番は予想だがBalannced Winding - 5kiroohm - pushpull。

バランス巻き:プッシュとプルの巻線が対象、これが完全に近いという。

最初はアイエスオーのFX‐40‐5を使ってたのを入替えたが、アイエスオーのはなんか音色が乗っている感じがした。

そういえばNP‐126もFX‐40‐5に似た感じだ。

以来ずっとこのトランスを使っている。

シャーシーは木枠にアルミプレート(今は鉄板)を使っているが、特に問題ない。

カップリングコンデンサーはBBを使っている。

プリは無色透明でパワーで着色、なんて思ってた時もあったが、そのまま使っている。

BBは少々濃い目の音色と思うが、それも個性と使っている。

本当はインシュレーターとかも弄りたいが、今のゴム足で充分だ。

ただ、配線材はなるべく使わずパーツの足で代用している。

一個不満なのはチョークインプットで使っているチョークで、IPTに近いとハムを引く。

よって一旦離れた5U4GBから戻している配置が気に入らない。

むき出しのOPTは配線が長くなるので天地反転して配置。まあ、見栄えの問題かな。

電源トランスとチョークはタムラ。今はもう入手は難しいかも。

このトランスはほんとはアモルファスのOPTに合わせたいところだが、当時の最高の電源トランスと思って使っている。

今のところ、これ以上に欲しいと思えるパワーアンプは無い。

ほんとは211とかシングルの巨大アンプが欲しいかったが今は現実的ではないし、最近このパワーが満足になりだしたから良いか、と。

 

20240111

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MCカートリッジを鳴らしてみる。その2

2024-02-02 00:02:53 | カートリッジ

MMカートリッジのM97よりMCのDL103FLはリアルなんだが、なんか豊かでないんだな。栄養失調みたい。

うちで掛けるといつもこうだ。まあ、今回はまだ良い方だ。

このカートリッジはプリメインアンプのフォノイコでは相性がいい。

試しに昇圧トランスの接続を“40Ω”から“3Ω”にしてみた。

声がお化けになった。なんかバランスが悪い。

栄養失調みたいなのは余り変わらないかな。

これはいかん。

 

聴いてる最中は良いんだけど、聴き終わった後の印象が貧相なんだな。

イチマルサンが上手く鳴らないようでは私もまだまだだな。

 

20240113

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現在の機器、セッティング プリアンプ

2024-02-01 00:01:17 | プリアンプ

プリアンプの仕様は5687の差動増幅。

真空管の電流は結構多めでインピーダンスは低いかと思う。

電源トランスとチョークはノグチ、OPTはアイエスオーのNP‐126。

6X4整流管のチョークインプット。

音量調整は30kのアッテネーター。ケースはタカチ。底板なんて穴だらけで足は黒檀の角材に鉛シートを巻きブチルで張り付け。接地面には家具スベールなんて張ってある。

内部配線材は主に高純度銅線を使用。一時期批判も出たが、私はこれでないと気が済まない。

部品の配線はなるべく部品のリードを使い、配線材はなるべく使わないようにしている。

抵抗はメインはデールのRSまたはNS型。これは巻線抵抗で、金属皮膜や金属箔より音が薄くならずに好んで使っている。一部アルファの青い抵抗も使っている。

コンデンサーは電源周りは電解で特にこだわりは無い。いままでこれで音が変わったという記憶がない。

 

 

このアンプのすごいところはカップリングコンデンサーを使っていないところ。

真空管アンプの面白いところが無くなっているようだが、この音は手放せない。

思えば最初はしょぼい音だった。

これがこんな音になるとは。

真空管回路はシングル、PP、など色々あるが、まずは差動で有るかないか、という枝分かれが有るのではないか、そんな気がしてしまうほど。

最近ちらほら差動の回路が目に付くようになってきた。

 

ただ、この回路にはOPTが有る。

これは必要悪にも思えるが、無くてはならない。

私のアンプはトランジスタアンプより高解像度と思っているし、OTLは音は良いと聞くが何故か広まってない気がする。電流が流せずスピーカーを十分に駆動できないか?もしくは出力コンデンサ―が必要か?判らないところもある。

コンデンサーはフィルターになってしまい電力の伝送に制限がありそうだが、トランスは伝送効率だけで下から上まで(特有のF特を持っているが)ほぼ伝送する。

インピーダンス変換はトランスが一番のような気がする。

 

っとするとマッキントッシュのアンプは理想なのか?

ずっと以前オートグラフ使いの高校教諭がロングフィールドの300BアンプからマッキンのMC1000に入替えた。その音は真空管からトランジスタの音に変わった気がした。

それ以来先生のとこには行ってない。

 

とにもかくにも私のシステムはダイヤトーンを鳴らすプリが肝と思っている。

思えば最初に組んだアンプも真空管プリだし、プリアンプには思い入れもある。

システムの音を支配するのはプリと思っている。

 

20240111

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