analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

スピーカーの内振り

2023-02-08 00:02:24 | セッティング

YOUTUBEで石井式リスニングルームの解説があった。

その中に極度なスピーカーの内振りというのがあった。

左右のスピーカーの向きを内側にし、正三角形を作るというやつだ。

これが良いという。

そういえば五戸のオーディオショップでもコレで良い音してたなぁ。

DS‐3000では大変なのでAR‐4Xで試したがいまいちだった。

なんか演奏を後ろで聴いてるみたいだ。

スピーカーユニットは正面に音波を発生すると思われるのでユニットに向き合って聞いたほうが良いと思う。

ではなぜ私はスピーカーの内振りをせず真正面かというとこれが一番広がる気がした。

多分左右の音波が干渉しあうのでは?と思っている。

 

AR‐4X、いやあ良く鳴っている。

こんなスピーカー鳴らしているの、今や私だけ?なんて思ってニヤリ。

 

ポップスを掛けたら位相が逆だった。

よくあることだ。

低音が厚く全体に肉感が付いた。

まあ、DS‐3000の時は合ってたと思う・・・

 

20230204

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プリの組み直し 鳴らした感じ

2023-02-07 00:03:54 | CfD‐8 (差動)

昨日今日で少し鳴らしたが、落ち着いたのではないか?

一言で、あっさり目の音。

個性もない。

以前から中高音に少しひずんだ感じがあったがだいぶ落ち着いた。

全くないかというとわからない。

もう少し滑らかになっても良いかな?って程度。

ただ弦は少し鋭い感じが残ってる。

これが日本のオーディオの音、なんて思っている。

全体にあっさりな音になった。

低音も厚くは無い。

そうだ、フルレンジの音、そのものって感じ。

 

 

もう少し厚い感じにしたいとは思う。

けど、この解像度の高い感じが収まってしまうのは嫌なんだ。

多分プリを一段増幅ではなく二段にして増幅度をあげてやれば解決すると思うがこの解像度は無くなると思う。

それにNFBも掛けれるのではないか。

いまのこの音ならNFBを掛けても副作用が少ない気がする。

これ見よがしな派手な音ではなく、実際の音ってこんなんじゃ・・・なんて思ったりする。

過去最高、と言いたいところだが、それは解像度であって、迫力がもう少しほしいのだ。

 

 

アイエスオーのNP‐126をつかうともっとこってりの感じになるのだが、こんな音も出せるんだ。

 

 

 

今回大きく変えたのは

5687のグリッドの定電流回路、TL431からFETの2SK43

配置変更

コンデンサーインプットからチョークインプット

電源のチョークを一個減らす。

ヒューズ+サーキットブレーカーをヒューズと普通のスイッチに変更。

挙げると結構あった。

これらがみないい方向に行ったのだと思う。

 

20230204

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プリの組み直し  ~ パワーのRgを換えてプリの負荷を下げてみる 2 測定

2023-02-06 00:05:24 | CfD‐8 (差動)

パワーのグリッド抵抗を下げて鳴らしているが問題なさそうだ。

簡単な計算ではプリの出力管の負荷が2.7kΩと重い感じだが。

 

そこで測定してみると、6kΩ弱となった。

 

パワーの入力トランスは二次側の抵抗(=グリッド抵抗)が小さくなると変圧比が変わるようで、上記の2.7kΩを出したときは18kΩと同じ変圧比(5.2)で計算した。

過去に測ったものからすると、下表一番上の欄の数字はグリッド抵抗値Rgで、真ん中辺の51(kΩ)と10(kΩ)の時の変圧比の値5.47と5.02(表一番下の数字)がわかる。

これらの数字より変圧比は、Rgが18kΩの時はえいやっ、と5.2とする。

これが今回使った変圧比に近いものになるはず。

Rgを5.1kΩにしたのだから変圧比は上表(5{kΩ})より4.56と小さくなる。

パワーの入力トランスの変圧比を下げるのだからRgを下げた割にはプリのOPT負荷は言ってるほど下がらない。

それが計算上2.6kΩほどには下がらず6kΩとなったことになる。

もちろんプリのOPTも同じことをしなければならないが、傾向とOPTの絶対値(=6kΩ弱)が分かったので今回はそこまではしない。

とりあえずパワーのRgが18kの時はプリのOPTは10k、

Rgが5.1kの時はプリのOPTは6kΩ。

このへんで良しとしよう。

 

 

F特については上グラフの緑線:高域の一番悪いもので、低域はかまぼこでは無くなだらかに下がったもの。

聴いた感じは低域の凄みが感じられるのでグラフと一致する。

 

 

今回負荷を上げると低域が伸びる、下げると高域が伸びる、ってのが実感できた気がする。

正直今まではそういう傾向があったのだろうがここまで振っては無かったからか、つかめなかった。

へぇ~~~って感じだ。

 

もう私の耳は高域も聞こえなくなったので意味無いかもしれないが、パワーのRgをもう少し上げてもいいか、などと思ってる。

 

 

 

念のため歪も測った。

前回は歪は出力10Vの時0.285%

          0.5Vの時0.016%

今回は0.5Vの時のみで0.062%と少し悪い。

 

 

そしてゲインは

前回11.2dBで今回7.3dBと下がった。

パワーのRgを下げた分か。

 

こんなとこだが音は問題ないと思う。

 

20230204

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プリの組み直し  ~ パワーのグリッド抵抗を換えてプリの負荷を下げてみる

2023-02-05 00:01:03 | CfD‐8 (差動)

※PCを替えたら見づらくなったので背景を少し変えました。

 

先日プリのOPTの電流電圧を測ってみた。

その結果から真空管5687の負荷は10kΩ程になった。

 

今鳴らしているが、低域が太くなり鳴り方が変わった。

低域の生命力が備わった・・・?

なにかこれを聴くと、今までの低音は死んでた?

 

この5687の負荷をもっと下げてみよう。

今より悪くなれば戻せばいい。

 

今のパワーのグリッド抵抗は10kΩだから半分に下げてやれば5kΩか。

 

 

今のパワーのグリッド抵抗を外すときに気が付いた。

18kΩだった。

まあいい、これを5.1kΩに交換して鳴らしてみる。

青い四角のアルファ抵抗だ。

単純計算で5687の負荷は2.7kΩ。

あやや、低いな。5687の内部抵抗より少し低いか。過負荷になるのか?

それでも鳴らしてみた。

まあ、普通に出てる。

あとは音量を上げてどうか?

 

20230203

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プリの組み直し 鳴らしてみる

2023-02-04 00:03:14 | CfD‐8 (差動)

それでは鳴らしてみよう。

まあ回路自体は目新しいのではないので前と同じか・

っと思ったら結構違いが出た。バックの一音一音がはっきりと自己主張するようになった。

あれ、なんで?

動作点が決まったからか?

電流値が25mAから26mAになったくらいの差でしかない。

はて。

ああ、そうか、5687のグリッド抵抗にヴィシェイVARを使ったからだ。

そういえばかっちり目の音だわ。

まあ、解像度でいえば最高だ。

けど、DALEの肉感の方が良い気がする。

これは好み。

あとはSNが上がったからこの解像度か?

なんても思う。

これは思い込みだな.

 

しばらく聴きこむとパリッとした感じは無くなった。

こんな鳴り方したらヴィシェイ抵抗の評価が変わってしまう。

 

今はパワーの初段グリッド抵抗を10kとしているので、伝送ラインが1.2kほど、プリの5687の負荷が10k程になっている。

これを少し下げれないか?なんて考えている。

伝送ラインを600Ωになるように。

 

まあその前にもう少し鳴らしてみよう。

 

20230202

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プリの組み直し 測定してみた3

2023-02-02 00:02:20 | CfD‐8 (差動)

前回の測定でプリのOPTをPPで使った時の巻線のインピーダンスがプッシュとプルで違ってた。

プリの組み直し 測定してみた2 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

なんでだろ?こんなことあるのか?

 

二次側巻線一つで振り分けてんだからそんなことないだろ。

と思いながら、片側真空管のグリッドがアース側に落ちてる1kΩの抵抗を2.2kΩにしてみた。

電流値が13mA、0.5mAとなった。

何だこりゃ。

1.5kをパラって800Ωくらいにしてみた。

プッシュとプルとも0,05mAほどになった。

全くわからん。

 

 

後で気が付いたのだが、前回は出力を2Vとして測定してたので、電流電圧が大きな値になった。

今回は0.5Vだった。

そして最初に出た13mAは直流だ。交流ではない。

なんという馬鹿なことをやったもんだ。

 

気を取り直してグリッドの抵抗を1kΩに戻して再度測定した。

そうするとプッシュとプルとも10kΩ程になった。

んん?

前回のを見直したら、電流値がプッシュとプルで間違えたようだ。

入替えると同じ値になる。

なんという馬鹿なことを。

 

これですっきりした。

心置きなく音出しだ。

っと言っても前に聴いてるのとそんなに変わらないのでワクワクは無い。

もしあったら早く聴きたいがために雑な組み立てになってただろう。

 

20230201

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プリの組み直し 測定してみた2

2023-02-01 00:08:24 | CfD‐8 (差動)

差動プリ、今回はその他を測ってみた。

まずカソード電流は25.98mA。

これは2SK43の13mA程のものの2パラなのでいい感じ。

そしてOPTのPPの巻線の電流電圧。

※出力電圧が2Vになるように入力を決める。

真空管5687のグリッドの、ATT側(便宜上入力側とする)

0.47mA、3.879Vで8.3kΩ。

グリッドがグランド側に落ちてる方。

0.30mA,4.46Vで14.9kΩ。

二つの巻線でこんなに違うのか?

この違いをグランド側のグリッドに30kΩ=ATTのインピーダンス をパラって条件を同じくしたら揃うのか?っと思ったが、計算したらグリッドに入ってる1kΩの抵抗に30kΩの抵抗をパラっても抵抗値はそんなに変わらない。

これは無駄だと思うのでやらないことにした。

 

 

一応残留ノイズを測ってみた。

入力ショート(っと言ってもATTとグリッドに入れてる抵抗1kΩの間でグランドに落とす)で測ったらなんと0.07mVとなった。

なんかの間違いか?っと思い、考えたら、裸のATTでハムを拾ってるかもしれない。

ということでATTの入口でグランドに落としてみた。

これでも0.14mV。

なんかおかしいかも?

 

20230131

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