analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

なんか変かな

2023-02-12 07:04:06 | CfD‐8 (差動)

ここ数日、音楽を聴く気になれなかった。

最初は良さそうだった。

解像度は良いのだが、厚みが無く中音が張り出す。

うるさい感じ。

音が部屋に充満しない。

5687は3k程の内部抵抗に6kΩ程の負荷でいい感じなはず。

パワーをスイングしきれてない。

なんか覚えがあるんだな、この状態。

パワーも初段のU7の負荷抵抗を100kから68kに下げ、グリッド抵抗を18kから5.1kに下げた。

ゲインが下がってるからか?

いやいや待て。

600Ωの伝送ライン、ほんとに1.2kΩか?

NP‐126は二次側1.2kΩの時一次側が20kΩになると思っている。

これを便宜上10k:600Ωで使っているのではないか?

ならば接続を替えて二次側を1.2kにして一次側を10kとした方がインダクタンスが大きくとれるんじゃないか?

まあ結局の目的はNP‐126の一次側なので600Ωの伝送ラインのインピーダンスは目をつむる。

今回の組み直しをしてまだ納得いく音が出てない。

過去記事で5687の負荷を2.7kΩと下げた時が良かった記憶が有る。

 

差動増幅プリを5687で 少し考えた 4/4 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

 

うーん、ラジ技誌の元設計の、パワーの入力トランスの二次側にターミネート抵抗(22kΩ)を付けるやつをもう一回試してみよう。

グリッド抵抗を82kΩに上げる。

これはインピーダンスの4倍以上で受けると音が良い、という。

一次側(伝送ライン)のインピーダンスを1.2Ωにするには22kの抵抗をいくらにするか?

入力トランスのA‐8713は変圧比が公称5.8だが実際5.5を切ることが有る。

なので22kの二倍に少し色を付け、57kとしてみた。(←82kの合成抵抗ということを考慮してない。後日談)

これで鳴らしてみた(いきなりかい)。

変わらなかった。

なんか、もっと力のある、部屋に充満するような音にならなかった。

試しにAX‐1200を鳴らしたらこちらはまともだ。

なんか間違ってる。

 

20230211

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