analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono改 (仮)作り直し

2018-04-15 00:40:57 | MfD‐4 (Mullard)

EL34PPmonoを作り直す。

まず、配置を考えなければならない。基本は今までのまま。しかし、位相反転段をムラード型にするので少し変わる。そして6CA7の周りを広くし、パーツ取り付けに余裕を持たす。

確実を期するため、今までの機種を解体しパーツを取り出す。

12AU7,12AX7のソケットを使うため、旧OPT付プリアンプも解体した。このアンプは配置が凝っていて作りはよかったが音が気に入らなかった。定位がもやっとしていたのですぐ使うのをやめた。

外したソケットはテフロンと思ってたが、セラミックのものだった。確かヤフオクでテフロンと言ってたものを落としたら、タイトだった・・・。ピンがゆるゆるだったので解体して締めなおした。

仮にパーツを並べてみた。結構いいかもしれない。

 

コメント

聴く3

2018-04-14 00:15:56 | パワーアンプ

調子が良いのでもう少しインプレを。

ここまででかい音場を出すのは・・・ああ、カートリッジがシュアだった。TYPEⅣは最近のMMカートリッジのエース機だ。以前はもっとパサっとした感じがしたのだが、今はほとんど感じられない。もしかしてOPTにRX‐40‐5を使いだしてから、かもしれない。リファレンス的だ。

ここで日本のエース機、デンオンDL‐8Aを使ってみる。刺激の取れた、聴きやすい音になった。そして深い感じが出る。ちょっと間違うとつまらない音になりがちだが、音楽に入っていける。機械が気にならない。

DS-3000がここまで鳴ると、真空管オーディオフェアで聴いた大西アンプが思い出される。勿論敵うべくも無いが、その時の音を思い出させられる。あのエネルギッシュな音は凄かった。真空管であの音が出るのかとショックを受けたものだ。そんな感じが今のDS‐3000から出てる。このアンプ、モノラルにしてパーツに奢ったらどんな音になるのだろう。想像もつかない。私の自作はいつもそうだ。「こういう音」が欲しい訳じゃない。こういう音が解らない。いま、このアンプのここをこうしたらどうなるか。その結果の音を聴いて「こんな(音)になるんだ」と未知の世界を開いてきた。ちと大げさか。こんな感じで来た。

 

またE-520で撮った。こんどは青っぽい。蛍光灯もとでホワイトバランスが太陽光だったか。そうなるとソニーのα7はオートのホワイトバランスが優秀だ。

コメント

聴く2

2018-04-13 18:38:53 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

NS-690ⅢとEL34PPmonoの組み合わせは相性は良い。POPS(Perfume)を掛けたら充分だった。しかし、低音の伸びたクラシックを掛けると物足りない。凄みというか、地響きのようなものは何とか聴こえる時があるが、総じて低音不足。テストCDを掛けると31.5Hzはそこそこ出てるが、25Hzがダメだ。この辺が足りないのはやはり入力トランスとBW-5k-PPの周波数特性と思う。この辺切り捨てた時にトランスアンプというのは独特な、透明な空気感を出す感じがする。サブにだったら持ってても良いかも。

EL34PP stereo をDS-3000に繋いでみる。なんか元気が良い。キレも鋭い。どうしちゃったんだ?エージングが済んだのか?電源のドロップ抵抗が馴染んだ?こちらの音は緊張を強いられる。何故か音場が奥行き方向に広がる。これに比べるとNS-690Ⅲは平面だ。っていうか、DS‐3000過去最高の音じゃねか。試しにEL34PPstereoの入力ボリュームを最大にしてみた。さらに少し音に元気が出た。

少し気になることが出てきた。声に微かに膜がかかってる。抜けが悪いというかS/Nが悪い。まあ、抵抗に酸金を使ってるからとも思うが、これは改善の余地がある。アムトランスのカーボン抵抗にしたい気もする。

今回はカメラにオリンパスE-520 + パナライカ を使った。画像が全体に白っちゃけている。

コメント

TAP-2 type その32

2018-04-12 00:25:31 | MfD‐2 (那須氏)

一つやり残してたことが有った。

位相反転段の電圧がおかしい。上の真空管と下の真空管で10Vほどの電圧差が出るはずだが、Lchのほうはほとんど差が出ない。Rchは10Vほど出ていいところなんだが。

そこで真空管12AU7を左右で入れ替えた。

測った電圧は左右逆になった。

 

この真空管はエレクトロハーモニクス製だ。

割とたくさん使ってみたが、たまにヒーター切れ等を起こす。歩留まりはそんなに良い訳ではないが、ストックを考えると今更変える気はない。

これでムラード型位相反転段を安心して使える。

コメント

EL34PPmono 初期に戻すその3

2018-04-11 00:19:08 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

EL34PPmonoを聴いている。上から

エレキット TU-787CD

三栄無線 PR-300

EL34PPmono

ヤマハ NS-690Ⅲ

半日以上通電してようやく本領が出てきたと思う。

このスピーカーはどんなアンプを持ってきてもそこそこ鳴る。オンキョーはだめだったかも。

真空管アンプでは独特の立体感が出る。(トランジスタでは平面的に鳴った。)今までは声に色が乗っていた。なんというか、プラスチックのコーティングのような。それが今、薄まった。横、上野広がりは少ないが、音がこちらに「すーっ」と伸びてくる。高音は繊細ではない、低音もやや弱い。オーディオ的には好ましくないスペックだが、全体の鳴り方が良い。

セッティングをもう少し詰めるともっと良くなるはずだ。しかしこれはサブ機。この辺で鳴らしているのが良いのかもしれない。

 

低音が少し鳴り出してきた。ウーファーの水分飛んだか?これで中音が良ければ次のEL34PPmonoは位相反転をトランスでやっても良いかもしれない。ああ、悩む。ああ、楽しい。

コメント

EL34PPmono Ⅳ型

2018-04-10 16:43:07 | MfD‐4 (Mullard)

そろそろEL34PPmonoを作り直そう。実機の配置はインラインをずらすので実際にパーツを並べて具合を見る。旧型を解体して見るか。

・・・とその前に、ヤマハのNS-690Ⅲを鳴らしてみよう。サンスイのSP-50では低音が出てない。ウーファーがフルレンジで鳴ってるので伸びは期待できない。調子よければ量感は出るのだが。プリは三栄無線のPR-300、クオードタイプだ。CDはエレキットのTU-878CDになる。

まずは簡易的に、低音がどのくらい伸びてるか見る(聴く)。スーパーバスサウンドで単一周波数ごとのトラックを流すと31.5Hzで何とか聞こえる。これは期待できる。

この後、いろいろな曲を掛けたが、少し足りない感じだ、それでもDS-3000をこのアンプで鳴らすよりはよっぽど音楽になっている。

オリガをかけてみた。低音はもうちょっとほしいが、まあ、聞けないほどではない。

ストラビンスキーのゴールドCD。こいつは録音は良いが、音が小さい。判断は難しい。

 

 

いくつかCDを掛けたが総じて少し少なめの低音だが、まあ、聴けないところではない。音量を上げるとそこそこ低音もでるので、セッティングで何とかすべきか。

 

実は中音にも期待していたのだが、これはいたって普通の音だった。

ま、ばらすのはもう少し先にして鳴らし込もう。

コメント

TAP-2 type その31

2018-04-09 00:25:27 | MfD‐2 (那須氏)

AP-2 typeを鳴らしている。電源ONはほぼ一日、半日は鳴らしている。

大まかな鳴り方は変わらないが、中音に張り出し、低音の下への伸びが加わったような気がする。気のせい?EL34のプレート電圧が少し下がったので動作点が変わったとも思う。最適へ近づいたか、某私の嫌いなHPでは、真空管の最適動作点を追い込まないでそのアンプの良し悪しを語るべきではない、と言っている。真空管はそんなにシビアな物か?と思う反面、最適動作点が有っても良いと思う。

余談だが、ハムの出るアンプ、すぐ壊れるアンプ、メンテのしにくいアンプは売れない、ようなことを言っている。まあ、商売的にはそれも重要だと思うが、メンテのしやすいように配線を長々と引き回すのはどうかと思う。その引き回す配線は、共通インピーダンスを避けるためでもあるという。悔しいことに私は共通インピーダンスがまだ理解できていない。ただ、その為に配線を引き回すのは、アンプの音の鮮度を下げるのではないか、そう考えてる。自作では壊れても自己責任で直さなければならないので、故障はしょうがないと思う。真空管も消耗品なので、寿命を延ばすために軽い動作、とはいかがとも思う。最適な動作をさせてやるべきと思う。そのうえで寿命がどのくらい、と認識して使う。よって私は希少な6CA7のペアチューブがもったいなくて使えない。エレハモで充分だ。

脱線した。

今の音だ。これがまた悩ましい。

横の広がりが無いと思っていたEL34PPstereo:TAP-2 type なのだが、CDを掛けたらひろがりが出た。低音も凄く伸びている。こうなるとアナログよりCDの方が優れている。音色も不満ない。CD特有のつるんとした感じも無い。どうしたんだ?もしかしたら低音が出たことで中音に潤いが出たのかも。

この中音のキリッとした感じはいったいなんだろう。ソフトンのOPT、RX-40-5の音ではなく、位相反転段のムラードタイプが出してると思えてならない。RX-40-5はEL34PPmonoに繋いで音出しをしたが、もっとゆるっとした感じだった。アナログでは横の広がりがあまり出ず、ちょっと中音に歪みが乗ってる感じできついが嫌味な音ではない。そして、深み、奥行き感が出る。今思ったが、この音に私はやられてるんだ。

そのあと入力トランスをA‐8713にしたら、低音が減った。それでこのTAP-2 typeの音を聴いたらこっちが良いと思ってしまう。

 

UL(ウルトラリニア)についてネットで調べた。マラツン8Bで有名な回路だが、あまり人気が無いらしい。この出力段に流れる電流値が知りたい。TAP-2 typeでは球一本当たり110mAほど流れてる。プッシュとプルで110mA流れるのか、別々に流れて合計220mAなのか?有る回路図では電源トランスのB電源電流が350mAなので、左右で220mAだろうと思う。何故気になるかというと、EL34PPmonoの電源トランスに使うPC-6001のB電源電流は200mAまでなんだよな。でも上杉さんのTAP-2の回路図は、350mA(stereo)と載っているから行っても片チャン175mA位でないか?と思うんだよな。

多分大丈夫だと思うのだけど、もしそれが無理なら三結にするかと思う。トランスで低音が期待できるなら、三結でもいいか、中音綺麗になるだろうし。クリアには成るとは思う。しかしその反面、ULも結構良い中音出してると思う。SNが悪いか、楽器が一個一個浮き上がる感じは少ない。それでも一個一個の楽器のニュアンスが良く分かるんだよな。三結がこれを超えられるかちと心配ではある。

 

焦げ臭いのはだいぶ減ったが、まだ少しする。電源のドロップ抵抗は流石に40℃以下になったが、カソードバイアス抵抗が70℃以上ある。パラにして容量倍にしたがまだ熱いんだ。

様子を見ながら聴くことにする。

コメント

TAP-2 type その30

2018-04-08 12:27:51 | MfD‐2 (那須氏)

では、買ってきた抵抗をアンプに組み込んでみる。

最初二つの抵抗を並べようと思ったが、ねじ穴を明ける場所がない。

止む無く電源トランスの両サイドに配置した。

電圧測定

EL34のプレート電圧は設計401Vのところ実際409V。

初段のプレート電圧は設計69.8Vのところ実際68.6V。

位相反転段のプレート電圧は設計 上272Vのところ実際251.8V、下260Vのところ実際250.1V。カソード電圧70Vのところ実際77.6V。

・・・プレート電圧は電源のドロップ抵抗に依るが、110Ωから150Ωにしたので下げすぎたかも?と思ったが、もう一越だった。200Ωくらいでも良かったか。400V位にしたかった。

 

電源のドロップ抵抗は電源のレギュレーションを悪くすると言う。そんな電圧にするため、ドロップ抵抗を使わずとも電圧を合わせるために電源トランスで電圧を合わせるらしい。幸いメインにするつもりのEL34PPmonoはドロップ抵抗を使わずとも電圧は揃っている。

 

まあ、調整はこれくらいにしよう。

コメント

久しぶりのAKBその3

2018-04-07 23:17:50 | その他

前回行ったのは去年の6月22日だった。結構経ってるな。

今回は実家に行くついでに寄った。EL34PPstereoの電源ドロップ抵抗そ探しに。

まずは、というか、海神無線に行った。”メタルクラッド25W300Ω2個”・・・品切れだそうだ。ネットで品切れでは無かったが。じゃあ、50W150Wは・・・これも品切れ。これはネットでチェックしてるので分かっていたが。

仕方なく後ろの桜屋電機店に行ったら有った。ラッキー。・・・天の力が働いた気がする。安いほうが買えた。

後はエスエス無線でEL34PPmono用のアルミプレートを購入。前回買ったのは2mmだった。これではトランスを組み込むと撓んでしまう。もったいないが買いなおした。ちょっと買い物には物足りないが、お金もないしほしいものもない。これで終了。

あ、桜屋電機店にエレハモEL34のペアがあった。前は大分安かったが、今は1.5倍ほどになっている。それでも安いが、トランジスタのン百円に比べると・・・。

コメント

ばなな

2018-04-06 00:59:00 | パワーアンプ

アンプをとっかえひっかえしてると流石にスピーカーケーブルの繋ぎ外しが面倒になってくる。芯線もばらけ、錆びてくる。不本意であるが、バナナプラグを使う。TRITECの物がどうしても見つからない。引っ越したときに捨てたかも。TA6302。オーテクの安価なものだがしっかり感はある。オヤイデも有ったが、必要悪に高価な物も・・・

思いの外しっかり感がある。幸い私の持っているアンプはバナナ対応のようだ。

まあ、しかし、だいぶ音が作られるかも。

馴染むまでもう少し頑張ろう。

EL34PPmonoを聴いてたが、やっぱりだめだ。stereoの方がスピーカーをグリップしてる。この古典回路なアンプで今懐かしいCDを掛けている。懐かしさがマッチしている。良い感じだ。

コメント

アナログを、

2018-04-05 22:15:20 | カートリッジ

レコードを掛けてみた。

まず、アーピスのAP-1phを外そうと思った。ら、シェルリードにレトロな物を使ってた。これじゃあ、中音張り出しかも知れない。しかもLchプラスとマイナス反対だ。

ま、いい。

 

そして、シュアTYPEⅣをSME312につなげようとしたが、どうしても音が出ない。諦めてトーレンスの方、SME3012Rにしたらあっさり出た。あぁ。良い感じに鳴る。どうも古いレコードが良いらしい。

EL34PPstereoが焦げ臭い。やっぱドロップ抵抗が燃えてるんだ。メタルクラッドを探して来よう。

コメント

EL34PPmono 初期に戻すその2

2018-04-05 02:30:57 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

初期に戻すといって、大事なことを忘れてた。電圧増幅段の6SL7。

よく見ると、6SL7と6SL7GTが有る。ちょっと調べたが、ちがいが解らなかった。

そして、元設計に有った、6188。エレクトロハーモニクスと思ってたが、PHILIPS ECGだった。一応6SL7互換とある。低音が出ないか、これにしてみた。結果は・・・

 

低音は若干、ほんの少し太くなった。下までは伸びてない。買ってもう10年近くなるか、まだ目を覚まさないかもしれない。少し鳴らす。ああ、でも勿体ない。一組しかないんだよな。

タムラのトランスの音がどこかに行ってしまった。音色は6SL7の方が良い。しかしSNが良くなったという感じで、楽器一音一音が浮き上がる。ああ、悩ましい音。

 

次に組むEL34PPmonoは電圧増幅段を12AX7にしようかとも考えている。EL34PPstereoをきいて気に入った。ただ、MT管ならではのリークも有るとか。小さいソケットのため、端子が近いから、らしい。

 

いま、アナログに替えてみた。なぜか方ch位相が逆だ。シェルリードか?

最初は良く響くな、と思ったが、聴いてるとなんか抑え付けられたつまらない音になって来た。モノラルっぽい。それでも低音のバランスは少し良くなった。

 

今回6188を使ってみて、真空管の違いによる音の違いを初めて知った気がする。

6CA7は松下、ムラードの復刻、エレクトロハーモニクスを使ってみたが、そんなに違いは感じられなかった。ツマラナイ、かもしれないが、松下にこだわる必要もなく、安くて結構、そう思っていた。

12AX7もいろいろ使った。テレフォンケン(おお、てれふんけんてTELEPHONEの意味だったの?)、松下、エレクトロハーモニクス、JJなどだ。エレクトロハーモニクスは管が太くてお気に入り。JJはECC803Sなんてのが有る。83もある。もったいない。テレフォンケンなんて、当時たっかいの買ったが、底のダイヤマークが偽物かもしれない、というのを聞いて愛着が少し無くなった。けど使わずにとっておく。

 

段々よく鳴りだした。中音のきつさはカートリッジのAP-1phの特長だろう。ダメもとでDS-3000を鳴らしてみる。やはりおとなしくなってしまった。もう10年近くメインでこの音を聴いてきたんだよな。もう鑑賞に堪える音じゃなくなった。

そろそろメインのメインアンプ作成の準備と行こう。

OPTが増えた。

タムラ F5006

アイエスオー FX-40-5 (故障)

ソフトン RX-40-5

ノグチ FM-45P-5k

ラジ技 BW-5k-PP

どれも魅力的な物ばかり。

後はハシモトが揃えば・・・コレクターかい?

昔新さんがやった、OPTだけシャシーにのっけて端子くっ付けて、OPT切り替え式、何てのはやらないな。

コメント

EL34PPmono 初期に戻す

2018-04-04 20:51:37 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

いろいろこねくり回したEL34PPmonoだったが、初期に戻した。

まず、入力トランスをタムラ TD-2からA‐8713にした。ターミネート抵抗はDALEの巻き線22kΩにした。

出力トランスをBW‐5k‐PPにした。スピーカーケーブルは直付けをやめ、スピーカーケーブル端子の、ケーブルを刺す穴で共締めとするようOPTから引っ張ったケーブルを端子の穴に刺した。

電圧増幅段の6SL7のグリッド抵抗を82kΩにしようと思ったらもうしてあった。ここはそのまま。

あと元設計と違うのは出力段の6CA7のグリッドに入れるグリッドリークではない抵抗、確か発振防止の可変抵抗は入れなかった。

入力トランスの入力の可変抵抗器は10kの固定抵抗にしてある。

 

これでサンスイSP-50を鳴らした。このスピーカーは8Ωだからだ。

まず、タムラトランスの音と思われる「キリッ」とした、コクの無い、けれども充実した、あーなんて言うか、この音。一音一音が浮き上がる、またははじける音。良い感じだ。もしかしたら今までこの音は出てなかったかな?トロっともしない、滑らかさも感じられないこの音。あと期待はしてたのだが、低音はさっぱりだ。ああ、良い音だ。

これに使ってる電源トランスはタムラのPC-6001だ。高価かったんだよな。一気に買えず一個づつ買ったんだ。一個買ったところで何やら生産中止になっるような話があり、慌てて買った。今はもう新品は買えない。

このトランスのB電源は200mAまでとなっている。ウルトラリニアのEEL34PPstereoはカソード電流が0.1A流れてるはずだ。だからPC‐6001で大丈夫と思う。テスターで整流ダイオードの後段の電流測ろうとしたら数値が出ない。説明書に300V以上掛けないでください、とか、電圧を掛けないでくださいとか、測定中にファンクションを切り替えないでください、とかあったのでもしかしたらそれが引っかかった?壊したかも?

コメント

位相反転

2018-04-02 02:02:42 | パワーアンプ

EL34PPmonoを作り直すにあたり、位相反転段をどうするか。迷う。迷うのだが、心の中ではほぼ決まっている。

 

PK分割

これは最初に作ったEL34PPstereo に使われた回路だ。一台目なので特徴が良く分からなかったが、ごく普通の音だった。なぜかハイ落ちなイメージがある。

 

トランス

結局OPTのマッチングの問題だったが、最近まで良いイメージが無かった。低音が出ない。これについては後で検証してみたい。周波数特性の問題のみで、他は欠点が見当たらない。それからこれに使った回路はnfbが無い。

 

ムラード型

これは音が良い。カチッと引き締まっている。古典風かもしれない。しかしこの回路には欠点があるらしい。周波数によって位相反転が上手く行かない事があるらしい。こないだ電圧測定をして、上の球が下の球より電圧が10V程高くなるハズだったが、ほぼ一緒だった。反対のチャンネルは良い感じだった。ここは本来可変抵抗器を入れて歪みを見ながら調整するらしい。上(プッシュ)と下(プル)で対象とならない回路も馴染めない。

 

という訳で、トランスを持っているということも有り、トランス式の位相反転を考えている。

コメント

EL34PPmono改 (仮)

2018-04-01 00:24:19 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

最近アンプずくしだが、まだ続く。

本日OPTが到着。

箱のシールはいつものだ。エンブレムが付くんだ。本体ケースは黒。ぶつぶつ塗装。

ノグチ FM-45P-5k。

 

ソフトンのOPTを使ってから、6Ωでマッチングが取れることを知った。んじゃあということで6Ω対応のOPTを探したらFM-45P-5kがひっかかった。こいつはいつか使ってみたいと思っていた。

あとは位相反転段をトランスにするか、真空管にするか。迷う。

コメント