いろいろこねくり回したEL34PPmonoだったが、初期に戻した。
まず、入力トランスをタムラ TD-2からA‐8713にした。ターミネート抵抗はDALEの巻き線22kΩにした。
出力トランスをBW‐5k‐PPにした。スピーカーケーブルは直付けをやめ、スピーカーケーブル端子の、ケーブルを刺す穴で共締めとするようOPTから引っ張ったケーブルを端子の穴に刺した。
電圧増幅段の6SL7のグリッド抵抗を82kΩにしようと思ったらもうしてあった。ここはそのまま。
あと元設計と違うのは出力段の6CA7のグリッドに入れるグリッドリークではない抵抗、確か発振防止の可変抵抗は入れなかった。
入力トランスの入力の可変抵抗器は10kの固定抵抗にしてある。
これでサンスイSP-50を鳴らした。このスピーカーは8Ωだからだ。
まず、タムラトランスの音と思われる「キリッ」とした、コクの無い、けれども充実した、あーなんて言うか、この音。一音一音が浮き上がる、またははじける音。良い感じだ。もしかしたら今までこの音は出てなかったかな?トロっともしない、滑らかさも感じられないこの音。あと期待はしてたのだが、低音はさっぱりだ。ああ、良い音だ。
これに使ってる電源トランスはタムラのPC-6001だ。高価かったんだよな。一気に買えず一個づつ買ったんだ。一個買ったところで何やら生産中止になっるような話があり、慌てて買った。今はもう新品は買えない。
このトランスのB電源は200mAまでとなっている。ウルトラリニアのEEL34PPstereoはカソード電流が0.1A流れてるはずだ。だからPC‐6001で大丈夫と思う。テスターで整流ダイオードの後段の電流測ろうとしたら数値が出ない。説明書に300V以上掛けないでください、とか、電圧を掛けないでくださいとか、測定中にファンクションを切り替えないでください、とかあったのでもしかしたらそれが引っかかった?壊したかも?
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