TAP-2 type のアンプが何かおかしい。アンプの入力ボリュームを3/4位に上げると音が歪む。それに音量も小さい。そこで、まず考えた。NFBがおかしいと。本来のアンプはOPT二次側に16Ωのタップが有って、そこから初段に22kΩの抵抗で戻す。しかし私が使ったソフトンのOPTは16Ωのタップが無く、6Ωから戻している。これではNFB量が変わってしまうのではないか?抵抗が小さいとこから戻してるのでNFB量が大きく、ゲインが小さく鳴ってるのではないか?そしてかけすぎたNFBにより発振?という事で22kΩを220kΩにした。これはソフトンのHPに参考機の情報が有り、それが確か220kΩだったから。
これは全く持って変化なし。う~ん。
そして、終段のカソード抵抗を220Ωから、元設計通りの250Ωにした。
それではドロップ抵抗を使って電源の電圧を合わせよう。電源トランスのタップを165Vに戻し、25W75Ωのドロップ抵抗を付けた。
電源は終段が416Vと2%ほど高くなったが良しとする。他もまあまあな電圧だ。
電源はこれで一度鳴らしてるので、これは改善にはなるまい。よって、OPTの配線を替えよう。今まではP1、SG1、B1とP2、SG2、B2の接続を元設計と逆に繋いでたのを正確に合わせた。
これで音出し。おお、少し良くなった。音量上げても前より歪まない。が、まだだと思う。UL30Wはこんなもんでは無いと思う。もう少し考える。
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