父親がテレビ用にDS28Bをジャンクで買ってきた。
なるほど、古き良き時代のスピーカーは良い音がすると言うのも解かる。音離れが良い。低音も良く弾む。知り合いの家で聴いたパイオニアCS-770も似たような音がした。
でもである、私には馴染めない。どうも余計な音色が載っているように聴こえる。低音も中音も余計な音が付きまとう。ただ、上下を諦めたレンジの狭さ(これが聴くに堪えない訳ではない)、それゆえ軽く音が放射される。音楽が楽しい。
思うにその人の世代の黄金時代と言うのが有って、それを良しとしてしまうと以降は認められないのではないか?かくいう私もそうである。古いものはナローレンジで、最新のは何か物足りない。私の場合80~90年代の物が良い。私のオーディオ黄金時代である。70年代の物ほど個性が強くなく、それでいて各機器の個性はそれぞれ出ている。最近のモニターオーディオ、B&W等は皆一緒の音に聴こえる。音が薄い。
という訳で私はDS3000が好きである。
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