プリとパワー繋いでF特を測ったら伝送のインピーダンスが低い時が良かった。
下図右半分のパワーのIPT一次側276Ω
(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)
フォノイコとプリの場合はそんなに低くならなかった。
下図右半分のプリのIPT一次側514Ω
※上図の右半分、プリのIPT二次側のセンタータップをグランドに落としてるラインは実際には有りません。
あれ?こうなるとトランスの公称インピーダンス、ってよりももしかして真空管の動作点:負荷インピーダンスが重要、ってことか?
そういえば差動プリの出力管の定電流回路のFETを3個のうち1個を外して電流を減らしたら低域特性が悪くなったっけ。
今まで調整してきたのはトランスのインピーダンスは“トランス独自”のインピーダンスと思ってたが、どうやら“真空管”の負荷インピーダンスを調整してたのではないか?=真空管の動作点の変更 と思い始めた。
まあトランス独自の周波数特性というものがあるので少し自信はないが。
先日差動プリの定電流FETを一個減らして電流を減らしたらF特が悪くなったし。
それからこんなにも調整代がありマッチングでこんなに変わるなら、それならバランス伝送がコンシューマーから無くなるな、なんて思わなくもない。
20240419