F特を測り、音を聴いて(完全ではないが)トランスの使い方が見えてきたと思う。
でもその結果は過負荷気味。
多分3kΩの真空管の負荷が5kΩくらいになる。
これはフォノイコとプリ共に、だ。
真空管の内部抵抗の1.5倍くらいが負荷になっている。これは一般に2~5倍のはず。
条件がF特の低域になる。
どうも職業柄、効率を考えてしまうのだが、真空管の内部抵抗と負荷が同じ時が一番と考えている。
出力(増幅度)が上がる。
なので過負荷なのだが使っている。
過負荷ってなんだ?
今回測定してて思ったことが有る。
トランス二次側に流れる電流が6mAとなったことが有りぎょっとした。
5687のプレート損失は7.5W(単管)。
DCについては160V13mAなので2.08W。
ACについては2.67V0.21mAで0.06W
足して2.14W。うーんあまり大きくないな。
まあAC2.7VはトランスのP-B間の電圧だから真空管のP-K間の電圧ではない。もう少し上がるかも。
・・・・この考えは合っているかどうかわからないけど。
20240501