オンキョーのD-200Ⅱがだんだんつまらない音になって来た。ちょっと気になってたことをする。
まず、スタンドにしている椅子のガタを取る。
そしてスピーカの底板を三点支持にしてガタを取る。
これでゆらゆらは無くなった。
試聴。音場がしっかりした。音色等はあまり変わらない。ゴチャッとしてたのがすっきり整列。これだ。こうなるとこのスピーカーは面白い。設置は、インシュレーターに何を使うか、ラックに何を使うかよりまずガタを無くす。これが最初だ。
しかしこのスピーカー、何かに似てないか?そう、LS3/5aだ。プロポーション、2WAY、D-200Ⅱは音場で聴かせる。LS3/5aは音像で聴かせる。そんな感じか。どっちか好きか?は難しいところ。D-200Ⅱがこの値段でこの音というのが痛快ではないか。しかし何故か、SP-50の時はDS-3000が鳴っていると勘違いするときが有るが、D-200Ⅱでそれは無い。
聴き終わって思い出すと、あまり良いイメージではない。音楽が楽しくないというか、躍動感が足りない。能率の低いスピーカーだからか。すぐに外してしまった。躍動感が無いというのはDS-3000も同じかもしれない。だがあちらは飽きない。が、満足もしない。もしかして私がDS-3000に求めてるのは躍動感なのか。その為にアンプを作り、一喜一憂してるのか。やはりウルトラリニアを完成させよう。
思えば現代のスピーカー:1980年ころ以降のもの。低音・高音の伸びた、私の言う「ズン」が出るスピーカーを使ってる人で、真空管アンプを使っている人はいるのか?
それ以前の「ズン」が出ないスピーカー:高能率で振動板がふらふら動くようなスピーカーで、名機と言われるようなもの。これらを使ってる人はみな真空管アンプか。そういえば高校の先生がタノインの超有名なスピーカーをマツキンのアンプで鳴らしていた。低音の下の方の空気感というか、気配は感じられるのだが、空振る低音で違和感が有った。ロングフィ-ルドのアンプの方が良かったと思ったし、それ以降行かなくなった。
よってDS-3000に真空管アンプは間違いか、最近よく考える。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます