トランスの終端抵抗について、ぼんやり考えることが有る。
終端抵抗は、信号の反射を吸収するための物らしい。
が、最近思うようになった。
トランスで受け渡しをしている時、トランスの下流側に終端抵抗を付ける。
そうすると上流側のアンプの負荷が重くなる。
うちの場合、真空管の負荷が重いほうが良いようだ。
負荷を重くしようとすると、終端抵抗無しの時は後段のトランスのインピーダンスが大きくなりすぎ最適インピーダンスから外れる。
よって後段のトランスを最適で使いつつ、前段の負荷を重くするには終端抵抗が有ったほうが良い。
前段のトランスを下げて(最適)、後段も下げて(外して)使うか。
前段の負荷を上げて(外して)、後段も上げる(最適)か。
ならば前段も後段も同じトランスを使えば良いのでは?
(私は色々なトランスを使ってみたくて同じものは買わない。これが遠回りな原因でもあるのだが。)
なのでNP‐126がもう一組欲しいとも考える。
けどこれ買うなら他の・・・と考えてしまう。
で、思ってしまったが、フォノイコには終端抵抗を付けていないのだ。
フォノOUTには3.5k(多分):600のルンダールLL1689を使い、
プリのINにはタムラのA‐8713を使っている。二次側抵抗は9kΩ程の抵抗を使ている。
これが気になっている。
ルンダールに1.2kの抵抗を付けると負荷が重くなりすぎるので、タムラの二次側をもっと大きな抵抗に・・・
あれ?もう十分な抵抗値だ。これ以上上げるとこのトランスの美味しいところから外れるんじゃ・・・
取敢えずこのままが良いらしい。
過去記事を探したら終端抵抗付きで出てきた。
今まで・・・ - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
何やら良い感じだったらしい・・・記憶にないな。
いま書いてて思ったのだが、できれば終端抵抗無しで使ったほうが良いのか?
パワーのIPTには5k:600のTSM、
フォノのOPTには3.5k:600のルンダール。
最適負荷に合わせた巻線比のトランスの選定・・・
パワーのOPTは真空管に合わせてインピーダンスを決めてるんじゃないか。
・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
20240518
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