analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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PMF5Pを考える

2024-07-30 00:03:30 | トランス

ゼネラルトランスのPMF5P 10k600CTに戻すか、と考えたとき、そういえばこのトランスで20kが有ったはず。

これを少し考えてみる。

PMF‐12600CT(20k)の一次インダクタンスは65Hだ。

PMF5P‐10k600CT(10k)はMAX330H(20Hz)だ。

随分違うもんだ。

そして巻線抵抗。(20k)は一次は760Ω、二次は58Ω。

対して(10k)は一次384Ω、二次は34Ω。

これを見ると20kは10kの約二倍。っとすると巻線が二倍で二次側(600Ω)はタップを換えて半分・・・これはアイエスオーのNP‐126と同じか。NP‐126は一次760Ω、二次57Ω、インダクタンスは50Hzだが110H。結構似てるなぁ。

 

数字をきっちり比較するとよく分からないが、何となく一次側インダクタンスが問題のような気がする。基本20kの方が低域が出るのだが、インダクタンスが小さいトランスはその限りではない。

10kは解像度が高いがチリチリした感じ、真空管の過負荷?が有るような気がする。インピーダンスは大丈夫だったはずなんだがこれは1kHzのことで、30Hzで測ったらどうか?低域インピーダンスはインダクタンスと関係するのかもしれないし。

今度は周波数低いところでインピーダンスを測ってみよう。

 

参考に・・・

PMF5P~とA‐8713の600Ωのインダクタンスが小さい。A‐8713の10k側(実際は20k)はレンジを超えて測定不可。

そこで巻線が二つあるのでそれぞれで測ってみたら、半分では無くて1/4・・・。

A‐8713の片巻線は6.4Hだったので4倍で24H超えるのでそういうことか。

でも巻線シリーズでインダクタンスが二倍のはずなんだが?

 

 

トランスは巻線抵抗、インピーダンス、インダクタンス以外に何かある、と前に言ったけど、600Ωのインダクタンスが問題のような気がしてきた。

 

20240721

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