最近LP聴きまくりなので、入力抵抗の値を変えてみる。
先日入力ジャックをパラにしたので、47kΩの抵抗を付けたピンプラグを差し込むと、入力抵抗は半分の23.5kΩとなる。
いまの状態はフォノイコの入力抵抗が47kΩ、カートリッジはデンオンのDL‐109D。
出てきた音は、あふれ出るような感じがした。
そして高音が無くなった。
が、戻してみるとそんなに変わらない。
うーんこれなら47kΩのほうが良い。
そしてオルトホンのSL15Eも試してみた。
23.5kΩは力が無くなった。
明らかなミスマッチ。
109Dよりは格が違う感じになる。低音の重量感がすごい。
で、実は23.5kΩという数字は前から考えてた一丸さんの負荷としてどうかを確かめたかったのだ。
手持ちのDL‐103FLは100Ω負荷のヤマハAX‐1200より、200ΩのソニーTA‐FA7ESの方がマッチングが良いと思っている。
ヘッドアンプと昇圧トランスのインピーダンスは違うらしいが、47kΩの入力抵抗にMc千(40Ω)を繋ぐと470Ωになるので、抵抗をパラって23.5kΩの入力抵抗なら235ΩになりTA‐FA7ESに近くなる。
で、出てきた音はいまいち。
やっぱりミスマッチのようだ。
こうなると今のところ47kΩで問題ない。
実は今まで103FL上手く鳴らなかった。
一番良かったのは例のTA‐FA7ESだ。
Mc千は40Ωポジションがあるが、これは103で満足な音が出なかった。
マッチングが取れてない、力のない音だった。
これはインピーダンスが合ってないと思ってたが、今日は 「これなら聴ける」 程度になってた。
今までは何かおかしいとこが有ったのかな、と思う。
ただ、これだけ長い期間販売してて評価も高いものなので、もしかしたらもう少し良く鳴るのか?と期待してしまう。そんなキカイだ。
しかし今のシステムは各機器の特徴が良く出る。
完成した感がある。
20230618