analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

鳴らした感想

2022-10-19 00:04:26 | CfD‐8 (差動)

少し鳴らしてみた。

一番感じるのは空間感。

今までは壁の前に横一列に並んでるような感じだったが、前後感が出てきた。

昔B&Wで聞いた音場感がわたしのDS‐3000でも出た。

ただあちらはもう少しすっきり鳴ってた。

 

ふと気が付くと質感はトランジスタ寄りになっている。

ただこれは違和感があるわけではなく、真空管の個性取り払った感じか。

差動プリにはカップリングコンデンサーが無くこれが大きいと思う。

真空管の個性はカップリングコンデンサーか、と思う。

その代わり個々の楽器のニュアンスが良くわかるようになった。

観客席で聴いてるか、ステージの上で聴いてるか、の違い位。

 

 

 

 

以上は聴いてる最中の感想だが、聴き終わって思い出すとなんか「薄い」。

それから若干中域に、「さ」がざらっぽい感じがある。

5687のPPプリの時はもう少しエネルギー感があったと思う。こいつは12AU7-5687-のOPT付PPだった。

 

 

なんとなくだが力のない感じは差動プリが一段増幅だからか、と思う。

なら前段つければ?ってなるが、そうするとこの解像感が無くなる気がする。

これだけは避けたい。

音量を上げようとするとボリュームつまみは真上に行く。

PPでもシングルでも同じだったが、U7と5687の時はゲインがありすぎで30kのATTでは使いづらかった。

100kのボリュームなら問題なかったが。

 

今の考えは、5687で差動アンプを組む。

パワーの初段U7をX7に戻す。

U7の良い球はあまり持ってないが、X7は少しあるんだよな。もったいない。

サブのパワーに使うだけでメインには一本も使ってない。

 

まあ今の音を聴きながらおいおい考えていこう。

 

とにかく鳴らそう。

 

20221010

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