差動プリの6DJ8のカソード電圧Ekは2Vほどになっている。
電流はK117にて固定されてるので、これをもう少し上げてみたい。
プレート電圧Epを上げるとEkも上がると教えてもらったが、ここではまずマイナス電源の電圧を変えてみることにした。
下図赤塗りの抵抗。
これは現在1kΩなのだが、これを1.3kにしてみた。
これでEkが2.4Vと、0.4Vほど上がった。
ただし、K117のGS側が1.4Vほどへプラス側に上がっていった。
電源を入れた瞬間-17Vを表示するDMMは段々電圧が上がっていき、この電圧に落ち着く。
これになんか違和感を覚える。
この時のロードラインを引いてみた。
電流値を測ってないのでEp114VとEk2.4Vと負荷のOPT20kΩより線を引いてみた。
なんと電流値が8.3mAとなってしまった。
下グラフ赤線。
この辺は後で測定してみよう。
以下は検討。
6DJ8の負荷を15kΩにしたらどうだったか?
過去形なのは今回のEkを変更する前はEpは100Vだったから。
上グラフ青線。
これだともう少し負荷を傾かせたい。
よって16.5kとしたらどうか。
下グラフ青線(33k)。
6DJ8の負荷が5k(OPT10k)の時は電流を6mAまで上げ、Epを90Vがいいとのこと。
上グラフ緑線(10k)。
TSMトランスを使う場合はどうか。
これだとひずみが多いのかな。
何も考えずに見た目を重視するとこうなると思う。
けど、実際は負荷は小さいほうが好み。
そのうえで実験してみよう。
このグラフの見方は数をこなす必要がある。
20221001