大体一年、花園川で鯉釣りをしてきた。
小学校の時、初めて釣った時から約40年。
そのころの奴とは思わないが、何か繋がりはあると思う。
まず、釣果には田んぼが関係してると思う。
塩田川でもそうだったが、濁っていると釣れない気がする。
濁ったところが好きな話は聞くが、鯉だって濁ってれば餌を探せれないのではないか?
梅雨入り前に釣れたので、田んぼの水が川に戻ってくる前と、田んぼが終わった時が良いと思う。
いったい何流してるんだろう。水が澄んでいる。
餌はサツマイモ。自宅で煮たものは柔らかく崩れてしまう。
本来はラップや銀紙で包んでゆでるらしいが、2時間もそんなことをしたくない。
素材として煮たサツマイモがスーパーに売っている。
5cm位の輪切りのサツマイモを9個に切る。
これで一個1cm角位になる。もちろん端っこはもっと小さい。
サツマイモは食わせで、練り餌が崩れた後でも残っているので安心の為かな。
実際は発泡剤を針に仕込んでるのでそれも効いてると思う。
発泡材を仕込んだ針の先を少し出してサツマイモに刺し、練り餌で包む。
練り餌は今は暁、大ごい、パン粉を 2:1:1 位で混ぜる。水は1:4位か1:3位。
植物系・動物系はあまり関係ない。
水は多めの方がぎゅって締まるので好きだ。
これは最初練りこまず水分がいきわたるように混ぜるだけ。
これを片手山盛りに持ち、真ん中を窪ませそこにサツマイモを付けた針を仕込み握る。
針はハリスがなるべく長く餌に隠れるように下の方に行くように握る。
段々萎むが、それが無くなるまで握る。
これで5cm位のボールにする。
浅場に投げた餌が白く見えるので、流れずそこに残っている。
仕掛けは錘を遊動式にしてるが固定でも掛からないことは無い。
新しい錘は光ったり訛りのにおいもダメかと思ったが関係無いらしい。
ハリスは4.5号のより糸を使っているが、何回か使うと切れるかもしれない。
8号のダイニーマは切れた事は無い。
ラインは太いとバレるのかと思ったが、あまり関係なさそう。
比較的5号が釣れるが、ゴリ巻はしない。
なぜか撚れるので、最近は終わったら引き出して拠れを取ってるが、投げた後リールのスプールからラインが飛び出して絡まるようになった。
針は10号から14号まで色々試したが、特にダメと言うのは無い。
ただ、小さいのは鯉の肉が毟れたことが有った。
吸い込みやすいように発泡材かシモリを付けている。
バイトアラームはまだ一回しか作動しなかったので調整が必要。
最近は竿たてに竿を立てている。
良く動画に出てくる水平にセットするのは買えないので、つっかえ棒の奴。
ラインが風に吹かれると音をたて良くないかとも思うが、水平のも同じだと思う。
地面に置いておけばヒットしたときにカサカサ音がして分かりやすいが、楽しくない。
竿先がちょんちょんと当たってギューンと引かれる。
この瞬間が堪らない。
ドラグを緩めるのを忘れると大体切られる。
この後時間が経ち岸に潜られると大体終わる。
気温は15℃以上は欲しいかな。暖かいと朝も釣れるが、今の時期、11月に入ってからはほとんど午後。
風が有ってさざ波が立っていると良くないと思う。
ランディングした後、鯉を痛めつけて川に戻すと危険を仲間に知らせるかと思ったが、分からない。ってかそこまでしてない。
フッキングして泳ぎ回ってる鯉に他の鯉が寄ってくるが奴らは状況を良く分かって無いと思う。
ただ、ランディングした後川に戻すとさすがに異常は感じてると思う。
粘膜が空気に触れると凄いんじゃないのかな。
なので大体一本上げたら終わりにする。
それからここの鯉は水面の餌を食べない。皆潜ってる。
在来の鯉は警戒心が強いというから姿なんて見せないんだろうな。
春は跳ねが見れる。
どこでも通用するとは思わないが、こんなところか。
20201109