LCRフォノイコが組み上がった。低音が無かったので調整してまあまあ良く行ってる。まあまあとは、低音の代わりに高音が少しおとなしくなった。
それでも比較のためにCDを鳴らした。少し大きめの音量で。そうしたらドワーっと広がった。それでいて音色の薄いところは無く、各楽器が濃いめの音で飛び出してきた。頭の上はそんなに広く無いが、広がりが出たのはうれしい。多分入力トランスが馴染んできたのかも。
チューニングで、カソードパスコンを後で外してみようと思う。ちょっと高域がおとなしい。それでも聴けないバランスではないと思うのでもう少し鳴らしてみるが。
LCRフォノイコのハムも少し気になる。
上流から
シュアV15TYPEⅣMR
エスエムイー312
デンオンDP-80
メーカー不明大理石キャビ
自作LCRフォノイコ
自作一段増幅+カソホロ
EL34PPmono
DS-3000
カートリッジ、スピーカーケーブルが主力ではないが、この音を出している。
この音場はプリ以外の左右セパレートが効いていると思う。
低音が太くなったためか、中音・声に肉付きが良くなった。年齢層が4~5歳上がった感じか。前の幽霊のような、青白い顔色の、透き通った声も良かったが、あれはガリガリの栄養失調な音かもしれない。透明な中音の為には低音はいらない、なんて考えていたが、最近は、やっぱりバランスが大事と思うようになった。
亡くなられた山中敬三氏のオーディオはいい音で鳴っていたと聞く。その音の為に低音はバッサリ切っていたとも。そういうことかできるのがオーディオマニアだと思っていた。
まあ、なんにせよ、DS-3000のウーファーが鳴らないのがもったいない。そこなんだ。
さて、LCRフォノイコを仕上げながらパワーアンプに移るか。monoかstereo、どちらからにするか。