前回は一気にカソードパスコンを沢山付けてしまったのでどこがどうか分からない。今回は一個一個潰して行くことにする。
まずは初段E80Fのカソードパスコン。ここは220μFが付いている。
これを倍にしてみる。
試聴。
低音は変わらない。中音:声は、こちらに飛んできて元気がいいが、ちょっとキンキンしてる様だ。あまり良くない。
そりゃそうか。まあ、設計者もその辺は考慮してるんだろうな。でも低音が無いのを良し:無視してるかもしれない。フルレンジを使ってる人は重低音は不要なのかもしれないし。あまり意味が無さそうなので外して元に戻す。
引き続き、二段目AU7のカソードにパスコンを付ける。
これはちょっと低音が出てきた。が、ハムも一緒に増えた。音だけならいい感じかも。
それじゃあ、終段ECC99にもカソードにパスコンを付ける。
結果は、アレ?あまり変わらない。ちょっと音量を上げてみよう。低音の質が変わったような。下まで伸びてない。全体の音量も上がったのかな?こうなると、どっちだ?ECC99のパスコンをダブルにして440μFにしよう。
これでどうだ。
変な、超低域がカットされたような感じは無くなった。こんなもんか。中高音が少しおとなしくなり、引っ込んだようだ。この辺のやり取りは難しい。バランス的には今が良いのかもしれない。もう少しこれで聴きこもう。