analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LCRフォノイコ低音が出ない12カソードパスコンその6

2017-12-28 00:00:12 | PhfD‐3.2

前回は一気にカソードパスコンを沢山付けてしまったのでどこがどうか分からない。今回は一個一個潰して行くことにする。

まずは初段E80Fのカソードパスコン。ここは220μFが付いている。

これを倍にしてみる。

試聴。

低音は変わらない。中音:声は、こちらに飛んできて元気がいいが、ちょっとキンキンしてる様だ。あまり良くない。

そりゃそうか。まあ、設計者もその辺は考慮してるんだろうな。でも低音が無いのを良し:無視してるかもしれない。フルレンジを使ってる人は重低音は不要なのかもしれないし。あまり意味が無さそうなので外して元に戻す。

 

引き続き、二段目AU7のカソードにパスコンを付ける。

これはちょっと低音が出てきた。が、ハムも一緒に増えた。音だけならいい感じかも。

それじゃあ、終段ECC99にもカソードにパスコンを付ける。

結果は、アレ?あまり変わらない。ちょっと音量を上げてみよう。低音の質が変わったような。下まで伸びてない。全体の音量も上がったのかな?こうなると、どっちだ?ECC99のパスコンをダブルにして440μFにしよう。

これでどうだ。

変な、超低域がカットされたような感じは無くなった。こんなもんか。中高音が少しおとなしくなり、引っ込んだようだ。この辺のやり取りは難しい。バランス的には今が良いのかもしれない。もう少しこれで聴きこもう。

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